MH4を引っ張り出してきた!

モンハンクロスも結構遊んだけどまだまだてっぺんが見えない。

モンハンのてっぺんはどんな景色なのか、プレイ動画を公開している人もいて見るんだけど、自分がその領域に達したら何か景色は変わるだろうか。俺は人の能力に嫉妬すると自分もそれが出来るようになりたいと思うタチである。そっくりでなくとも、大体そうなると世界はこんな風に見えるんだろうな、という想像がつくまで真似てみる。

モンハンの面白さは何かと問われると、俺は探検記のようにまとまった狩猟体験だと思っている。草原、森林、洞窟で薬草を拾ったり虫を捕まえたり、動物を狩っている中で、ある日恐竜のウワサを聞きつける。短剣に薬に砥石に食料などを用意して恐竜を探す。森林の中で恐竜に出会い、追いかけられ、木陰に隠れていると木ごと恐竜がぶっ倒して襲ってきて逃げ場なし、必死に走って逃げて罠にかけ、命がけで短剣で切りかかり、時に噛まれて傷ついて逃げ場を探して短剣を研ぎ直し、恐竜に傷を負わせると今度は相手が逃げて、追いかけて、森林の中で見落とし、そのまま探索を続けて洞窟に入るとそこに恐竜の巣があり、素で眠っている恐竜にとどめを刺そうと斬りかかると必死の抵抗を受けて絶体絶命となり、一縷の望みを託して斬りつけたその一振りがトドメとなって断末魔を上げる恐竜。

ここでファンファーレが鳴って「ミッションを達成しました」と画面に字幕が出ることで臨場感のある体験からゲームであったという安心感モードに切り替わる。

このくらい楽しいのは初めての大型モンスターやリオレイアリオレウスを狩ったときくらいのものだろうけど、かけがえのない体験となって記憶に焼き付いている。

それに対して、モンハンをやり込むというのはモンスターへの慣れと装備の強化と狩猟の冒険から競技への変化であろう。同じモンスターでも初めての戦いと慣れて装備も強くなってからの戦いでは緊張感が失われていくから、やりこんだ先にあるのはかけがえのない体験ではなく競技性のある普通のゲーム体験が待っているのではないかと想像する。

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MH4操虫棍は知る限りの最強装備までこぎつけた。ラスボスにもこれで勝てる。

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面倒な発掘マラソンだが運良く少ない試行回数でライトボウガン最強の神ヶ島を掘り当てた。最強のレア6にするにはもうひとつ強化が必要だがレア5まで体験している。

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レア5の威力を試すべく装備を見繕って装填速度+2でリロード最速の神ヶ島装備でそこらへんのモンスターを狩ってみたら普通に楽勝だった。

そうすると、欲しくなるのは武器に見合ったもっと強いモンスターである。それはちゃんと用意されているし、めちゃめちゃ手こずったモンスターが2体で襲ってきたりもする。それを倒すプレイヤースキルは弱い装備で普通のモンスターを狩ったときよりさらなる熟練が求められるのかもだが、そういうチャレンジャブルな対戦に森で初めてジンオウガに出会ったときほどの感動はない。

なんだかなぁ。モンスターを何体も相手取って強い装備で挑むならゴッド・オブ・ウォーのようにクレイトスのおっさんを操って襲い来る数多のモンスターをズバズバとやっつけていくほうがゲームとしては爽快感もあって面白いように思える。

俺はゲームをいっぱい持っているので、クリア後のお楽しみにもう旨味は感じないだろうと想像すると、飽きて放って他のゲームで遊んだり、ゲーム以外の趣味に時間を費やす。だから、ネットでモンハンの話題としてクリアまでのドキドキ感でなくクリア後のやりこみについて語られていたら、それはマニアックというよりは凡庸なゲーム体験なんだろうなと想像するようになった。自慢として数字が大きくなっていくほうが見た目分かりやすいというのはあるが、モンスターを二匹同時打ちと言っても挟み撃ちをやり過ごすのではなく逃げて端に寄せて相手の背中や尻をスラッシュアックスで乱舞するというような勝ち方だったら退屈だ。

タイムアタックが大タル爆弾グレートで終わってしまうのも残念。

しかしまあ、タイムとしては10分弱でも爆弾無しでモンスターの攻撃を上手くさばきながらクリティカルを何度も決めてすばやく倒している動画を見ると上手いなと思う。

今の自分の腕と装備でも充分勝てるモンスターを相手取って、なるべく被弾せずクリティカル距離を保って神ヶ島で撃ちまくるだけで、かなり速く倒せるので、景色としては目指しているものにそれが一番近い。

まあ、もうひと息、大地の結晶99個を集めて大神ヶ島(出雲)までパワーアップする最後のひと押しをやり遂げるのも悪くはないのかなと思ってる。いにしえの竜骨集まらねーとか言ってもがいている姿もまた同時に想像するんだけど。

プログラマーとしてゲームの中の数値を自在にいじれる体験をした人がレベル上げ系ゲームに再び熱中できるってのはレアケースと聞いたことはあるが、俺はゲームの制作にすでに土台ができている状態で少し関わったというのと、白紙の状態からプログラムを組んでチューニングできる仕様まで何年もかけて組み上げてきた労力の総和と比べたら、レベル上げくらい大したことのない仕事量だと思っている。

確かにデバッグチューンで1発で変動できる数字に対してレベル上げやお金貯めなどはかったるいが、それを労せず役職で手に入れた人からするとクソゲーでも、下働きをすることと比べたらゲームで遊びながらゲーム内アイテムを集めるのって充分楽しいから。

そういう意味では素直にPS4MHW買うほうが楽しいのかなという誘惑もまたあるんですけどね。