プロゲーマーの年収ってナンボくらいなんすかねぇ

俺は格闘ゲーム歴は長いけど、メディアに出たのはネブラスカ日米戦での小さい写真のみ。知らない人のほうが圧倒的に多いだろうなと思っている。

アメリカから帰って日本では有名になっているのかなと期待していたら、自分のことは誰も知らずテレビに出ている人が自分の真似をしているという不思議な感覚になり精神病を患った。格闘ゲームで有名になるにはただ優勝するだけでなく興行として大きくならないといけないし、親と喧嘩して家を出る格好でテレビで親に届くということはなく、家族を始めとした周囲の理解を得て取り組める環境を作る必要があると思った。

多くのものが反対した。俺は勝てるとか惜しいところまで来ていると思っていたが、たかだかテレビゲームなのだからゲーセンで100円入れるのは勿体無い、家でプレステで遊べるやんか、ゲームでメシ食おうって寝言言ってるのかという話になって、それで寝言扱いされたまま家でメシは出してもらえるので、カプエス2のひとり用を家でやりだした。

10年が経った。みんなからは一体いつになったら辞めるのかと思われていた。自分で納得行くまでおなかいっぱい出来て歳も41歳、満足してそろそろ身の振り方を考えないといけないなと思っている。

そこへ来て、今更ながらに「やめたほうが良いと言ったのは負けが込んでいるのにやめられなくなると誤解していたからで、大会優勝者にも野試合で勝てるくらいだと知ったら、それは当てるまでやったほうがいいんじゃないのか」という意見が出てきた。

「当たる」とはどういうことだろうか。そもそも、格闘ゲームの世界で当たっている人の代表はウメハラやときどが思い当たるが、大会で優勝した後に南の島でプールで泳いでいるとかでなく、スポンサーが付いて毎日ゲームを10時間とかしているらしい。

それって当たったという表現より追い込まれたという表現のほうが正しくないか?

確かに俺にも練習に打ち込んだ時期があったので、華やかな舞台が用意されないまま引くのが惜しいと思ったこともあるが、もしそうなったら引くだろうと考えている。そこで引く気なら、今引いても良いんじゃないかと考えている。