今日の円グラフ(マジックザギャザリングを勝つまで続けないわけ)

俺は確率が得意なので確率的にモノを考えてしまうが、宝くじのようなくじ引きで懸賞が当たる確率と難病にかかる確率を同じレベルの数字で考えてしまっている節があった。これは間違いで、宝くじはくじ引きだから同様に確からしいと仮定出来ても難病の方は統計的にかかった人が何割いるという話で自然科学から野に人を何人放てば何人病気にかかかるという風に考えてはいけない。

確率はあくまでゲームの研究から発展した学問。そしてそれはインチキを無いと仮定してフェアにやったときに場合を数えて分の良し悪しをはかるためのもの。必勝法ではなく、賭ける前に賭けるに値するか判断するためのものと言ってもいいだろう。

そこで確率として、ゲームに参加して勝てる見込みがあるか計算する前に自分が参加するトレーディングカードゲームの世界そのものが分の良い賭けであるのか考えたい。

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左の例に上げた円グラフは競馬の配当比率で馬券1枚100円あたり、JRAの利益は15%で国庫に10%納付した後に75円が外れた馬券から当たった馬券に配られる。競馬の仕組み。

そして右のグラフがマジックザギャザリングの賞金比率でまあカードゲームを作っているWotCウィザーズ・オブ・ザ・コースト)ががっぽり儲けて、税金がかかってお店にも利益が出る。この利益はざっくりで卸売利益や物流費も含まれる。そして水色のDCI(デュエリストコンボケーションインターナショナル)という組織がそもそもゲームのカードであるだけの商品で大会運営をしている寄生虫のような存在で、こっそりゲームの運営や審判などをしながら売上から賞金をしょっぴいている。

だから大会をやめればもっと安くカードが買えるかもだが、賞金を目当てにする若者も多いので販促効果があってWotCも黙認もしくは加担している。厳密にはDCIは大会の参加料なども取っている。だから出ないほうが安く上がるが、カードを買っている以上は余分に参加費を出して賞金を取り返しに行くほうが分が良いかもしれない。

ここで俺は買わないで勝てるまで考えてやろうとしたのだが、実は19歳の時にプロツアーマインツの予選を通過している。しかし父親がその招待ハガキを「ニセ旅行のプレゼントに当たったという懸賞詐欺みたいなものだから騙されるな」と怒り出して、その時に俺が説明不足というかカードゲームの大会の日本予選に出て勝って得た権利だということが説明できなかった。今にして思うと長いマジック歴の中で千載一遇のチャンスを未成年であったことで棒に振ったわけで、中学生くらいでも赤単で勝ってしまう子がいるのに41歳にもなって20年以上研究して戦果がありませんでは身が縮む思いです。

賞金総額だけで言うと分が悪いがDCIやホビージャパンの助力で優勝すると雑誌メディアなどで売名出来るので、上がりきった時の期待値は賞金に加えて知名度まで含めたらなかなかのものに思えてくる。

俺はそれよりは貯金をしてブログを書くという地道な努力のほうが結局は近道になるだろうと思ってやってきたけど、若い頃に競った知り合いから優勝者が出ていくのを尻目にするのも心地の良いものではない。

もう、ゲームとして面白いから大会や賞金は無視して趣味でカードゲームをやるというのはコンピュータゲームでも充分だとは思っている。ただ、考え続けてきた事に対して自分に何か褒美をあげるために期待値的に損を承知で勝つまで参戦するとなると、貯金を続けてきた人生と矛盾する。

なんかもっと良いお金の使い道はないかなと考えるほうがマジックザギャザリングの戦略を考えるより有意義なんだろうけどね。高級車のカタログ見てみて虚しくなったりするのよね。あと住宅カタログ見るとため息が出たりするわけです。

19の頃はまだ家や車のことを考えていなかったからマジックザギャザリングに散財してしまったんですよね。