昨晩は夜更かししてYGOPROをしていました

姉ちゃん家と親父がスシローに行って持ち帰りのお寿司を20貫いただいた。

家で缶ビール片手に食べるスシローの寿司はスーパーの寿司より新鮮で旨い。

んで俺は留守番しながら何をしていたかというと遊戯王DSである。

ガラケー版の遊戯王にハマったことがあって、あれはカード全種をデータベースで検索しながらデッキを組んで登録すると15人リーグで夜間にAI対戦させた結果が朝に返ってくるというシステム。システムが良く出来ているのとケータイでデッキ作りに没頭してスキマ時間でもチューニングでき、寝て待つのが楽しみで本当に没頭した。

サービス終了時に日本橋に出かけて自分の使っていたデッキを実物カードで買った。あの当時はブルーアイズでも500円くらいだったな。

もういちど遊びたいなガラケー版の遊戯王、と思っていたらネットでカード全種使える遊戯王のソフトその名もYGOPROというのがあることを知って早速インストールした。

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カルドセプトをやり込んだらカードゲームに強くなっていると思ったが、現実には触っていない期間に増えたカードの総数に面食らい、何から手を付けたら勝てるようになるか分からない。勝てる以前に人が使うカードの絵をチラッと見ても効果が分からない。

ケータイ版の時は先ずゲームショップで「強いけど高くて買えない」と店に来た子供が話していたジェネティック・ワーウルフを投入することから始めたな。そうして自動デュエルの結果を朝に見て、リプレイログを読みながら自分が負けた相手の使っているカードを起点にする平凡なミラーリング作戦と、禁止カード、制限カード準制限カードのリストを見て制限されているんだから強いんだろうとそれらのカードをどんどん投入して動きを考えて勝てるようになった。

結果レベル20リーグまで進んだけど、頂点が何レベルかの横のつながりの情報はなく、ネットで検索しても自分のブログしか情報がない。パソコンでホームページを作るネット文化とケータイでネットを利用したアプリで遊ぶ文化に接点が無かった時代だ。

とりま、海馬デッキで遊んでみようと思ったら禁止カードに引っかかる。気を取り直してスターターデッキでようやく初めてのネット対戦をしてEUサーバーの相手が先攻で攻撃力1900のカードを出したので、後手ドローから守備力2000のカードを裏向きにセットして、ようやく久しぶりに遊戯王が出来そうだと安心するや、返しの2ターン目から俺の手番に返ってくることはなく相手がひたすらひとりでカードを繰って攻撃力3000のカードを3体並べてからこちらの裏向き守備表示モンスターを魔法で取り除かれ9000点のダメージを受けてゲームは負けとなった。

おいおいプロの世界は厳しいよな。

リプレイを保存して研究する気力はなく、そういうゲームなんだな最近の遊戯王ってやつはとため息をひとつついて寝床に潜る。

しかし、寝付けない。

勝てていた頃が懐かしく感じる。また心ゆくまで遊戯王で遊びたいと願っていたのにいざ現実となると相手の使っているカードの意味すら読み込めない。英語だからってのもあるが、もともとマジックザギャザリングだって英語で遊んでいたじゃないか。

公式ホームページで制限カードリストを眺めて、カードの名前の羅列から効果がわからず1枚ずつ調べなきゃなと思うと明日(つまり今日)すべきことが見えて眠れた。

朝からクライアントで制限カードを一覧出来る機能があるのに気づき、それを眺めていた。新ルールのリンク召喚もまだ意味が分かっていないが早速、ニンジャ・グランドマスターサイゾーが禁止カードになっているようだ。

とにかく読み込んで理解するのに時間が必要なのは間違いない。世間のイメージはカードを買うお金が必要で強いカードを持てば誰でも勝てるというものかもしれないが、参加者全員が無料で全てのカードを使えるという条件で競技としてトレカで遊ぶことは本当に面白い。いま、望んだ条件は満たされている。

YGOPROの競技人口はアカウント数から世界で1万人程度。近年話題のeスポーツと比べるとマニアックな狭い世界だ。一度はリーグを勝ち抜き頂点を目指したつもりでも年単位のブランクがあるとカードの意味すらわからない。もちろんYGOPROでなくTCGやOCGにデュエルリンクスやDS版などの売上から遊戯王人口はもっと遥かに多いはずなのだが、余興として遊んでパックを剥いて攻撃力の高いモンスターが当たればデッキが強くなるレベルがほとんどだ。

そのレベルからするとプロと言っても強いカードを持っているだけ、パソコンで遊べると言ってもパソコンとネット環境を持ってるだけなのかもしれない。

特にデータベースを使ってデジタルでデッキを組むと実物カードの管理と違って効率的に選定作業に専念できる。だから紙カードで遊んでいてデジタルに移行するとすごく強くなったと錯覚するんだ。そういう風に強くなっているのは相手も同じこと。

そういう意味でパソコン使いこなし力検定みたいにデジタルの遊戯王で競技するってのはな。簡単にはあきらめたくないんだ。夜更かしして冷えて朝から鼻をすすっているようではこの先の長丁場は乗り切れない。最初の目標はEUかUSAで誰にでもいいから1勝すること。

そのために今日は現行の制限カードをすべて読む。今日はそれから。


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