2004年バンダイのゲーム。
実質カプコンのZガンダムエゥーゴVSティターンズDXの移植版。
メッサーラ地上宇宙で6面まで進むもアムロ・レイのガンダムに取られる。
いや5面のクワトロ・バジーナは撃墜したのだが。
戦いを避けてクリアを選ぶことは出来るのか出来ないのか、戦いたかった。
メッサーラとガンダムのキャラ差なのか、それを差し引いても強い。
だけど兄さん、まだティターンズでメッサーラとは言えイージールートだよ。
色々モードがあるので宇宙世紀モードを始めて最初に選んだのがアクシズ!
いたいた。ピンクのおかっぱハマーンさんが主役だよ。
導入戦でクワトロを追い払うも最初の戦闘ステージでシロッコに敗れる。
いや最初から第三勢力を始めるのはやりすぎでした。次はエゥーゴにしよう。
気を取り直して対戦モード。
プレイヤーをギャン、僚機をシャアザクにして自動選択2機と地上マップで1勝。
連邦VSジオンのモビルスーツが使えるのは対戦モードだけなのかもしれない。
そりゃ、ストーリーを楽しめるガンダムとZガンダムのお徳用なら前作の意味が。
考えたな、カプコン。
そして、負けたところであきらめてブログを書き始めたらろくな事はない。
コンティニューでいいからアーケードAルートをクリアしようと頑張りだした。
5回のコンティニューでクリア。最終面でティターンズのハンブラビの強さを知る。
このゲーム、FPSに近いけど細かな違いはあって。
自動ロックオンなのでカメラの目線が敵の移動を追いかけて連れて行かれるので、狙ったハンブラビに飛行形態に変形されてググッと距離を取られると近接のモビルスーツがカメラから消えて見えなくなる。それを逆手に取ったハンブラビ2体とジオの編成が強い。頑張って勝ったけどアンタ、2対2のゲームで2対3のラスボスってどうよ?
ガンダムというとテレビドラマ「電車男」の頃のゲームで劇中で電車男がガンダムを操ってコンピュータのザクにヒートホークでボコられてつまらなくゲームをやめてネットの世界に夢中になり掲示板で友達ができる、みたいな回があったはずなんだけど。
Aルートをコンティニューでクリアしたら次はBルートとかノーコンティニュークリアを目指すとか、そういう気分になれないでブログ書いている今の心境な。ドラマとかぶる。勝とうが負けようが対戦型ゲームは決着したらゲームオーバーなわけで。
これが対人戦の趣味仲間がいれば「今日コンピュータにやられたあの技を今度アイツに仕掛けてやろう」みたいなコンピュータから学んで人に試すというサイクルループにはまれて、その極限が言うなればコンピュータ将棋で研究して連勝記録を樹立した藤井聡太棋士みたいな物語になるのかもしれんが。
趣味とお金の関係で、コンピュータ相手でも楽しく遊べるならゲーセンで対戦に100円払う理由はなく、飽きるまでコンピュータ戦を繰り返すほうがお金が貯まる。これは俺がボンボンの遊び友達でなく工場とかで働いたときに労働階級の人々から学んだ当たり前の金銭感覚だ。ストZERO3の頃から「いくら相手が人間のほうが駆け引きが面白いからって、そのカネの使い方は目に余る」というネットでの指摘があって、手強い相手が良いならセガサターンのシューティングはどうだ?というお誘いもあった。
それは実は自分の属するジャンルの製品をお金持ちのお坊ちゃまにちゃっかり売りつけていたのであるが、今俺はコンピュータにされたようにハンブラビのタゲ取り飛行をΖガンダムでコンピュータ相手に試したところでコンピュータは視認でなくメモリを読み取っているだけだから人間科学的な戦術は通じないだろうなという落胆もあって、これはストZERO2でコンピュータ相手にリュウの鎖骨割りを出して「それは意味ないって」と南ちゃんに笑われてカチンと来た、みたいなところからほんの少しだけは進んだかも。
つまるところ、コンピュータを考えているか擬人化されたAI相手に人間科学で考えているかという勘違いの差があって、擬人化が進むにつれ人間科学とAIは近くなるのだが、反対に擬人化を無視した強いコンピュータがあったとして、人間をそれに近づけられるかという取り組みをする人だっている。
これは計算機科学人間科学両面から違いを認めあって、勝ち負けよりも楽しむことを考えたほうがゲームをして過ごす時間が有意義になるのではないかというのが今の俺の考えかなぁ。