パチスロエヴァンゲリオンの新台を打ってきた

昨日は朝から散歩でコンビニに行き漫画を立ち読みしてから何か買うものはと店の中を探し、ビックリマンチョコをひとつ買った。スーパーゼウスの袋だ。

そして「デュエルゼウス」を引き当てた俺は、台所にそれを飾っておいたのだが、親父がそれを見て「お菓子こうてきたんか!」と少しムッとした表情である。お互い黙っているが、俺の考えはこうだ。親父は俺がコンビニでお菓子をひとつ買ってきたのではなくパチンコの景品でお菓子をもらって帰ってきたと思って黙ってパチンコに行ったことに腹を立てている。しかし思い込みの激しい親父の誤解を解くのも面倒だし、パチスロにもし黙って行っていても俺の自由であるから親父が腹をたてるのはお門違いだし、だいたいパチスロ店には100円未満の端玉を交換するために10円から50円までのお菓子しか置いていないので80円のビックリマンチョコは置いていないことを知っていれば分かるのだが、ビックリマンチョコは今では80円だが過去に流行った頃は25円であり、そう考えると親父の誤解も分からなくはないが、良い年したオッサンがコンビニでビックリマンをひとつ買って散歩から帰ってきた経緯を全て説明すると、子供の頃に親に買ってもらえなかったことにこちらが噛み付く格好になるのでお互いムダだと思ってやめた。

それでも今日もコンビニに行き、雑誌は読みたいものがなく裏ビックリマンという隣のビックリマンの亜種にも興味はあったが、子供の頃に欲しかったスーパーゼウスに類するデュエルゼウスは引き当てたわけだし、続けて邪神ネロ的な悪魔の当たりを連続で引く確率はかなり低く、表紙絵もハズレっぽい絵だったのでやめて明治エッセルスーパーカップを買ってコンビニの前で座って食った。子供の頃には親が出してくれるアイスクリームを少なく感じてバケツいっぱいくらい食べてみたいと思っていたが、近頃ではスーパーカップひとつでも多く感じ、ピノ雪見だいふくのほうが少量ではあるが適量で、量と価格を比較すると割高だがそれくらいは許容範囲に思える。贅沢になったが、ハーゲンダッツを買うほど贅沢ではない。

しかし、コンビニでハーゲンダッツを買わない俺ではあるが財布に5万入っていて、近所では使いみちがなくアマゾンでお買い物ばかりしていた時期もあるが、精悍な宅急便の兄ちゃんにプレステやDSのソフト1本運ばせるのもどうかと思い、パチンコ屋に入る。

順序としてはコンビニでおやつを買って親父に疑われ、疑いを晴らすのが面倒で、どうせ疑われているならとパチンコ屋に足を運ぶ。これは俺の義理堅さのようなものが善は隠して行うべきみたいな老荘思想と結びついているがゆえに理解されず理解のない虚しさから悪行に走るみたいなちぐはぐな行動展開なのである。いつだってそうだ。良いことを黙ってしていたって、己の得にならないような行動を理解する人は少ない。

そして、パチスロ店に足を踏み入れるとおばちゃん達がパチンコを賑わしているが、パチスロコーナーはガラガラである。ひとり髪の長い女子と見受けられる人が打っていて、服装は俺とそっくりである。俺も首くらいまでの髪型で、横や背中からは女子と間違われることがある。正面からはオッサンなのであるが。このへんの替え玉論争は誰が何のためにかハッキリしない陰謀論を打ち立てて勘ぐっても病的なので、たまたま俺が着ているのと同じファッションが流行っているのだと思ったが、たぶんアニメ「空の青さを知る人よ」のパーカーの女子と同じ服装なのだよな。

そんなわけで前置きが長くなったがエヴァンゲリオンの新台である。パチスロ雑誌も読んでいない、出たばかりである、昔のようなばくち打ちの仲間もいない、いても信用のできる情報とは限らないが、何も情報がない状態で新台を打つのは不安であるが楽しみでもある。1万円札を交換機に1枚入れる。

打っていると、過去機種の当たり前兆のような台の効果がアタリ無しの客引き効果にすり替えられていることが分かる。全く予告のない液晶もないパチスロ台を俺は面白いとも思わないタイプだが、概要把握にお金を使った人は分かっている台を打ちたがる傾向がある。古い台のほうが人気の店もある。対して俺は新台派である。そっちのほうがワクワクする。

まずアニメ演出があるのに当たらない、チャンスを引いても当たらない。そして意味不明のランクカウンターというのが付いていて、ランクが上がると当たるのかと予感させて打ち込むとランクが上がっていくのだが、ラックマックスの演出でハズレるとランクチェンジになってランク1まで落とされる。まだ3000円分くらい。もっと打つ。

何を狙えばよいのかも分からず、次第に単に回転数を上げるためだけに荒っぽく速く打つのだが、そういう俺をなだめるように演出が変わってゆく。チャンス目でスイカを揃えるのだが、スイカイカ白7でも成立しているような気がし始める。

8000円分くらい飲まれたところでアスカのカットインで右リール左リール中リールの順で青7を狙うと良さそうだと言うことが分かり、信じて打っていると9000円分ともう少し飲まれたところでビッグボーナスを引き当てる。1万円打って当たらなかったら辞めようと思っていたので、まあ良しではあるのだが、2連チャンで250枚程度の払い出しにエピソード突入するのだが、このエピソードというのが以前はボーナスタイムでもっと払い出しがあったのだけど、アニメを見ながらメダルを飲まれる仕様に変更されており、突っ込むとやがて出るのかただ飲まれるのか判定したい気分と、せっかくの250枚の払い出しを受け取るべきか悩み、多分もう出ないと判断した時に残った3300円分ほどを交換して帰った。終わり際に台をいじっていると進行度が表示され、100個くらいあるエピソードの前半3つ分ほど見ただけであることが予想され、まだパチンコ台にたくさんいるおばあちゃん達は多分楽しいのだろうなと思った。

帰ると親父が先に昼飯を済ませていた「どこ行ってきてん?」「パチンコ屋」「パチンコ行ってきたんか。ナンボ負けてん」「6000円ほど」「アホとちゃうか?」「(アホだとは思わない)1万円入れて3000ナンボ勝っただけ」親父は黙った。

パチンコに1万円入れてみてどのくらい返ってくるのかというのは運の指標であると同時に景気感の指標でもある。勝っても3000円しか返ってこないパチスロというのは塩っ辛い。「一平ちゃん夜店の焼きそば」を食ってブログを書いている。