そうしてヒット確認にたどりつく

過去記事貼り付けは「全部読め」になるので好きではないが、人間の短期記憶には限りが有り、なにかに集中すると抜け落ちることがある。だから格闘ゲームでガン待ち完全対応は人間科学的には無理ではないかと。コンピュータなら出来るが、対人戦でね。

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しかし、それが正しいとしても対戦中に相手の意識から抜け落ちていることを「読んだ」などと豪語すると、メンタルマジックにハマってワナワナと混乱に陥る人はいても、客観的には脅しであり、無根拠の嘘になる。当たっていることもあるだろうけど。

だから、コマコンでコンボを入れるのではなく、通常技を出してから予備動作、ヒットフレーム、ヒットストップの終わり際くらいまでキャンセルタイミングには猶予があるので、相手の技のスキなど確定局面でない限り「出してみて状況を見てヒットしているなら続きのコマンドを入れてボタンを押す」ヒット確認が有用になっていくんですよ。

これはストIII2ndにおいてスーパーアーツの一部が通常技からノーキャンセルでコンボになるために発展したテクニックで、試合中にゲージを溜めて放てる機会が少なく威力が高く、ヒットとガードで大ダメージと反撃確定に分かれるスーパーアーツに適用されることで際立ち、猶予フレームも長かったんですよね。

ストIII3rdで同じことが出来るのは一部キャラだけなのです。

また、ストIII3rdのアレックスのローキックブロッキングさせハイパーボムなど、ヒット確認ではなくブロッキング確認という技があるのですが、これは予備動作、ヒットフレーム、ヒットストップ(もしくはガードストップ)と比べて、ブロッキングされた時のブロッキングストップのほうが長く、ブロッキングストップの終わり際までキャンセル猶予タイミングがあることを利用して、確認して押すのではなく、ヒットやガード時のキャンセル可能タイミングよりわざと遅くコマンド入力することで、同じ入力でヒットガード時にはスーパーアーツ発動せずにブロッキングされたときだけ発動する入力があるんですよね。これは全く同じコマンドでヒットガードとブロッキングに分かれるので、ブロッキング確認をするわけではないという技なんです。

ヒット確認は凡人でも粘り強く練習すれば習得できる技ですが、リュウの中足払いキャンセル竜巻旋風脚ひとつ取ってみても、ヒットを確認してから猶予フレームに竜巻は間に合わなくても、中足払いを出してからヒットまでに予備動作が長く、押して見てから相手の立ち攻撃などが見えて、実質的にヒットが確定する局面というのがあるんですね。そういう行動全般をヒット確認と区別して状況確認と読んでいるのですが、特に幻影刃やまことの丹田ストZERO3オリジナルコンボなどなら、出した時点で暗転効果で画面が止まるので練習すれば誰でも出来る状況確認になるんです。

誰でも出来るというのは反射神経などの見えない条件でなく、文章で説明できるコマンドを覚えて練習すればというわけであって、普通の人はそこまで固執しないから誰にでも出来るわけでもない気もするんですけどね。反対に、中足竜巻レベルの状況確認をどのくらいで出来るようになるかというと、バーチャファイターのしゃがみパンチヒット確認は1000試合で出来るようになると言われています。

ストIII3rdのヒット確認も最初は嘘か真かと問われるガリレオ状況に追い込まれていたのですが、20年経って続けてきた人は皆習得しているようです。