今日のヴァンパイア(デミトリ11連勝80万点)

スパロボIMPACTを遊びたいのだが、ディスク入れ替えとレバー差し替えを繰り返すとPS2本体が痛みそうなので、入れているヴァンパイアを飽きるまで遊んでからスパロボに移行しようかと、デミトリでプレイ。

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ストIIリュウケン戦のマトリクス解析を整理してから、何だか格闘ゲームがとても良くわかって、ワンシーンずつ理解しながら意思決定出来ている気がする。

ヴァンパイア初代でもセイヴァーでも、近頃はターボのいちばん遅いのを選ぶ。

将棋で考えたら将棋ウォーズ弾丸3秒指しが5秒指しになっているようなもの。

その延長で思考時間の長いシミュレーションゲームに移行しようかとも思っているのだが、そっちは反対にいつまでも考えて悩まず、ぱっと決めるようにプレイするとちょうど楽しく遊べる。思考型ゲームとアクションゲームの自分の中での境目がゆるくなった。将棋の持ち時間制導入からこっち、思考型も即断要素は必要で頭も指も忙しい。

あとパイロンのパーフェクトボーナスが8万点なのも確認が取れた。今回のスコアでは取れていないから、あと13万点の伸びしろが。ヴァンパイア無印のハイスコア全国1位って何点だったんだろうね。そこらへん、多分承認欲求が家族不仲から始まっていて、有名になったら改善されると信じてゲームでも雑誌に載るのを目標に頑張っていたんだけど、近頃はそうじゃなくちゃんと家族の問題は外部に訴えかけて外堀から固めて他の人に認められていることを家族に認めさせる、みたいなアプローチを企まずにちゃんと家族とのコミュニケーションにおいて問題点を解消するべきだなと思ってから、対外的な承認欲求が緩和された。プロ野球選手になる人でも、家族の反対を押し切ってみたいなのまず有り得ないからね。

ヴァンパイアにハマったのも、それで出会ったゲーマーの輪の中にコミュニケーションに長けた相手がいるから、打ち解けて家族以上に会話をして理解し合ったみたいのが大きい。ただし、その輪はあくまで俺がゲーセンでお金出すから相手が直接それを受け取るわけではないにしても、ゲーセンで遊ぶ上での場代を持つ意味で接客としての意味を敏感に感じるようになって、友達としての距離感を再び取り直して、ゲームは基本的にコンピュータとひとりで遊ぶように戻った。

遊び相手としてはコンピュータとやるより対人のほうが面白い部分もあるが、そのためだけに100円を払うのはコンピュータキャラの思考ロジックを作る人に対して失礼。

敢えて言うなら「ぷよぷよ通の対戦を友達とやるのはサタン様を倒してからにしろ!」

ごめん、言い過ぎた。とりあえすパイロンとはまだ勝ったり負けたりである。ラスボスまで到達する20分のプレイを辛抱すれば、対人戦と同じくらい楽しいラスボス戦が待っている。スコアを背負うと開始からラスボスまでの時間を背負っているのでお金を賭けるのとは別種だが、ちゃんとスリルがある。

100円節約したからと言って、そこまで劇的にお金が貯まるわけではないんだけどね。

そういえばヴァンパイアはデミトリでモンスターをやっつけて最後にパイロンを倒すゲームであるが、ヴァンパイアハンターの全国大会の決勝はデミトリパイロンに負けて終わる。なんとなく、ああいう催しはゲームが強いやつを決める催しでなく、何かを示す劇のようなものに思える時があるんだ。

今日、俺はコンピュータのパイロンに勝ったんだよな。いままで何度もやって勝ったり負けたりを繰り返してる。昔はゲームを買うとコンティニューを何回してもクリアしたら終わっていたが、ある時からコンティニュー無しでクリアするまで遊ぶようになり、近頃ではコンティニュー無しでクリアした後にも再び挑み、毎回コンティニュー無しで間違いなく越せるかどうかというところで、せめぎあい、越せるゲームには飽きてきたが、釣り合うゲームに関しては勝ち越せる要素があるか考えて、それで結構色々とやっている間に時間が過ぎてゆく。それは遊んでいる時間ではなく、日数の時間。以前はゲームは俺の生活の主題だったが、今は生活の中のほんの一部としてゲームが有り、時々やるものが過去から現在につながって確実な進歩を感じられる。

過去にゲームがやめられなかったのは感覚的な強さをやめることで失うのが怖かったからだが、いっそいちどやめてみて、考えて前進しはじめてからはブレてない。ただし歩みは遅く、世間の新作ゲーム発売の流れにはついていけてない。

あらゆるゲームを網羅することをあきらめて、好きなものだけに時間を注ぐ。それで良い。


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