今日のマヴカプ2(キャプテンアメリカでクリアした)

キャプテンアメリカエリアルレイブが飛び込みから数えて11ヒットまで伸びた。

格闘ゲームをやらない人からするとスーパーコンボのファイナルジャスティスつまり龍虎の拳の龍虎乱舞のような最初にコマンドを入れて当たったら自動で決まるコンボとエリアルレイヴつまり、大雑把に言ってストIIの飛び込み足払いキャンセル波動拳の3段コンボの延長で浮かせ技からジャンプで追いかけて小小中中大大と順番に押して出すコンボの区別がつかない。

ゲームをしたことがあるかないかでそこは分かるのだが、したことがある界隈でもケーブルのように銃やビームで戦うキャラのほうがリュウのように生身で戦うキャラより明らかに強そうで、実際そちらのほうが人気があると思っていたのだが、俺がキャプテンアメリカを取ってクリアしてみせると「勝つところを見たら取りたくなった」という人が出てくると分かってきた。

俺は地元の奈良県大和郡山市で主にゲームをしていたが、大阪に遊びに行ってそこでゲームの腕を披露すると「すごい」と感嘆する人と、黙ってすぐに真似して同じことをする人がいた。すぐ真似されるとそれはもう、物取りに自分の大事なものを盗まれたような感覚になったものだ。これは俺だけでなく、同級生の吉井くんでも日本橋に行ってX-MENのセンチネルで勝ったら翌日に豚兄が同じゲーセンに寄ったら店中センチネルだったというのが奈良では笑い話のネタになっていた。

まあ、高校時代はそんなものだったが、フリーターになり学生になり会社員になり会社づとめにマンネリを感じ始めた俺は仕事が裏方だからゲームで主役が欲しくなり、全国大会優勝を目標にした。

そうすると、昔は笑っていた日本橋のゲーセンで真似する人々が全員ライバルになる。見せて真似られるどころかインターネットや携帯電話まで利用されて、大阪梅田モンテカルロで20連勝するとその30分後には新宿モアでウメハラがそのチームで連勝していた、といった感じである。当時はネットや携帯でスパイされていることに気づかず、梅田のゲーセンで野試合で練習してから兵庫県三宮のゲーセンの予選に行くと自分と同じチームで先に陣取っている人と対戦することになり、三宮では俺が相手のチームを被せたように見られてしまうというような事態にも遭遇した。

まあ、そういうことになると競技性とかキャラクター性とかの問題でなく仲間内で誰が何のキャラであるかよりも、そのキャラの使い手として認知されるのが誰であるかみたいな話になってきて、議論で解決しようにも落とし所としてはあおり運転されたら遠慮してブレーキを踏めというような話になってくる。

ただ、気になるのはウメハラマンガにもあるように「1回譲ったらずっと譲らなければならない」というところで踏ん張るかどうかという気持ちの問題でもある。

それでも元を正すとキャプテンアメリカは俺のキャラではなく米マーブル社の商標であり、日本でもロックマンストリートファイターなどのオリジナルキャラを作ってきたカプコンマーヴルから商標を得て作ったゲームのキャラを俺が選んで使った、それも俺の世界の中で俺が他の人を真似ずに戦法を考えたつもりではあるが、俺のものになったわけでもないから、盗られたと言っても窃盗罪になるようなことは何もされていない。

脇役であるアイアンマンで誰に勝ったところで欲しがる人などいなかったが、ことが主役のキャプテンアメリカとなると欲しがる人は多い。ここで欲しがる人に譲るほうが得策なのか、俺の気持ちの中に譲れない何かがあるかはもう少し自分でも考えたい。

もちろん、読んだ人に意見があるなら全部聞きたいのでコメントや質問箱で寄せてもらったら、メッセージは全部読んでます。ツイッターとかはもう読みきれる分量超えてるので全部は見られませんが。分かるように届けてもらった分は読んでます。

怖いのは、見ず知らずの人となら避けるも取り合うも「同じキャラなんだな」程度の認識で済んだものが、割とキャラが固まっている知り合い筋からキャプテンアメリカですごいコンボがあるなら使い手としての座を譲って欲しいみたいな取り引きを持ちかけられてなんか気持ちが落ち着かない。ただ、お前そんなキャラ違うかったやろってのは他人から見た俺のキャプテンアメリカも、同じくそうであるかもしれないのだが。