トレードでこっそり強いカードを集めているのがダメらしいな

お金での揉め事を今まで生きている間に結構経験してきて、MTGのトレードのカードの売買価格とトレードで、いつもちょっと先の価格変化を読んで今の価格では損だけど将来得になるトレードを繰り返してきた。

しかし、その場ではそれで得心していた人々も、ふと気がついてみるとほとんどお金を使わずに強いカードをわんさと持っているところを目の当たりにすると、なんともそんな奴はアイツしかいないという話になるのである。

実は俺はひとり仲の良いオンラインプレイヤーと今後の動向とカード相場の変動に於いて、トーナメントのレギュレーションで高価になる1枚のレアカードを狙うより遊ぶために最低必要な土地カードや戦線を支えるコモンのうち、小さいクリーチャーや軽い除去などのドラフト高得点カードをこっそりがっぽり集めるのが強いという話をしていた。

実際、そうなってみるとゲーム会社から公式にデュアルランドと人気のカードを収録したセット販売が始まって、高価なカードは比較的安価になり、こっそり集めたありふれたカードは底値で変わらず安いものをたくさんストックできている状態になった。

俺は世界チャンピオンになるよりも、地元でテーブルのあるところに地域の人を呼んでカードゲームで遊びたい。そのために設定したのは1000円でずっと遊べるMTGだ。

しかし写真を見せたところで「よくもまあ1000円でこんなに集めたな」とお金をいっぱい使ってきた人がすねてしまった。

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そこで、もうちょっと安く見積もったのがこのレシピ。安いとはいえ同じカードを3枚揃えてゲームを同じ展開にしてしまうのは良くないようだ。あとはバント土地4枚を2枚に減らして事故負けも受け入れるべきかと悩んでいる。

新しいことを企てると、どうしても仲の良いものだけに先に通達して、こっそりと仕組んでしまう。ブログを書くのはそうでなく世界に公平に発信しているつもりだが、こんなブログを読む人、あることを知っている人だけが得をするのも問題かな。

とかく、ひとりあたりの単価1000円のMTGというのは15枚入り360円のパック3つという意味でそれで定価1080円で店頭割引で1000円くらい。だが、現実にはスターターを買わないと土地が集まらない。そうすると店が土地を安く出すか、遊びたい人がもうちょっとお金を払うしか無いわけで、土地が紙切れ同然に扱われている所でどんどん貯めるという作戦は仲間内では功を奏したが、普及の役には立たなかった。

それでも客単価1000円というのはトランプやカード麻雀や将棋盤などに比べてまだ高い。カードゲームのマニアは月3万カードに使うような人もいて、1億円産業として雑誌やテレビに広報している。

このところ、ケータイで毎日将棋を指している。カードゲームもケータイを持っていれば通信量だけで無料であるかのように遊べるものがたくさんある。そうなったら、誰がアナログのカードゲームなど買うだろうと先に読んでショップに在庫を大量に押し付けた。嫌われていると思う。そして俺もカードショップは嫌いである。

パックを全部剥いて当て物の楽しみを奪ってトーナメントを目指す人を相手にボロい商売をしてきたことを俺が恨んでいるから、俺も店が儲からないで自分が儲かって賞金など競わなくても自分がそれだけで暮らせるように色々と画策してきた。

ゲームに強い以上に現実社会では遊んで暮らすための既得権益がたくさんある。会社員として働いて、稼いだお金を遊ぶために払うというのは一般的な労働者のモデルではあるが、その暮らし方が広まっているのはもっと色々隠して楽に暮らしているものもいるからだ。

サラリーマンでもヲタから就職したすぐは給料を全部お小遣いにしてカードを大人買いするという人も結構いるが、そんな使い方は俺は今は求めていないし、そんな商売だから長続きしないのであって、もっと細長く上手いことやれるんじゃないかと提案したい。そのために、負けろと言われたら、ちょっと弱いカードでゲームに負ける構えはある。ただし、カネを払えという意味で負けろと言うなら、それは応じない。

ちなみに、先の記事で「組み直しの骸骨ってどれか見せて」と言われたので写真の左端の上から二番目な。


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