今日のマジックザギャザリング(ネオ・フレンチカラートリコロール)

フレンチカラートリコロールは俺の好きな色である。

ちょっと古い情報かもだが、カウンターポストに焼きを入れる形か、あるいは白ウィニーに焼きとカウンターが入っているパターンがフレンチの基本形だった。

それがアーケンディナイアルとかマナリークという軽いカウンターの不在で成立しなくなった時に、友人とこれからの青は何だろうという話に俺は引き増しではないかと答えていた。「アンシェストラルリコール」という青1マナでカードを3枚引くというぶっ壊れカードが初版に有り、引き増しは現在3マナで2枚の「予言」にまで弱まっている。しかしプレインズウォーカージェイスなら3マナで3枚引ける。これをうまく使いたい。

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結論から行くと、写真の3枚「闘争の学び手」「ボガーダンの槌」「予言」を今回のキーカードでシナジー効果であるとした。

サバンナライオン、稲妻の時代の赤白焼殺ウィニーは土地を引きすぎると負けであり、そこにもし予言を入れて2枚引いてもクリーチャーか焼きを引く割合はデッキの3分の1が土地であるため1.5枚程度の有効率しか無いというのは俺の過去の持論であった。

だから3枚引けるジェイスで有効率2枚程度、それならクリーチャーバーンに入れても効果がある。しかし運悪くM10を買った時に封入されていなかったからいちど諦めた。

そしてデッキに対抗呪文の弱い版である「否認」を試しに入れてみたが、レベルアップはメインフェイズでマナを使い切りたいため相性が悪い。

そこへ来て、いちどは否認した「予言」をだまされて入れてみた。有効率1.5理論をまだ知らない筋から「コレナンデ2枚引けるのに入れないんっすか」と問われたからだ。

白赤の小型クリーチャー高速召喚と赤の焼殺デッキには「土地税」という強力なドローエンジンがかつてはあって、それ無しでは成り立たない部分もある。それがない代わりに、白はレベルアップ、赤にはボガーダンの槌という最初は小型だけどマナを使うと大きくなる、唱えた呪文をマナを払って墓地から回収できるこれでカードの売り切れを何とかするメカニズムを採択しているため、デッキにジレンマがある。小型クリーチャー焼殺だからクリーチャーと焼きを引きたい。土地は引きすぎると基本的に敗色濃厚である。たとえレベルアップやハンマーがあるとしても、軽くて強いカードを序盤にたくさん引いて勝ち切る展開と比べて、レベルアップや回収は遅すぎるのだ。

しかし、そういう観点に立つと予言で2枚引いてみるとき土地を引くと無駄札で1.5枚と計算していたものが、今のデッキは土地は土地で引いたらカードをパワーアップや回収できるわけでスペル2枚なら2毎得、土地を引いたら回収ターン加速で単に小型クリーチャーと焼殺を組み合わせた以上に予言の効果が大きく響いてくるのだ。

対抗呪文についても攻略であまり語られない持論が1ページくらい欲しいのだが、今日はフレンチカラートリコロールに予言を組み込むパターンを理論で裏打ちできたので、夕食とする。デッキレシピも気が向いたら後日公開する。


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