日本社会は人間関係で出来ているので臨時非正規はお互い辛いという話

「僕らは奇跡で出来ている」再放送で先生が書類出し忘れて欠席状態で出張してしまうシーンなど見て。

校閲ガールでも大御所の文豪が「キミの出版社には二度と頼まん!」とすごんで新人が平謝りしたらベテランからは「実は毎度のこと」というオチがあった。

日本社会は欧米を真似て会社を作って組成されているが、その実態はやっぱり日本特有の気の使い合いみたいな部分はあって、それは文章化しづらいというか長い関係を持たないと汲み取りづらい繊細なものであって。

そこに新参者の非正規雇用がやってくるとなると、既存の人間関係に上手く馴染めるかということは行く先々で毎回新人のようなストレスをためることになる。

多く、職安から派遣会社を紹介されたプログラマーの志望者は提示される条件が悪すぎて怒って帰ってしまう。もともとが働いたことのないパソコンオタクのぼんちゃんなので、とてもじゃないけど下っ端になって言いなりにあちこち行かされるのが我慢ならない。

しかし、俺がそれを我慢できたからと言って、許してしまうことを続けると経営者側が「派遣は便利」みたいにどんどん他の人にも悪条件を押し付ける温床になりかねない。

もともとIT技術者の特定派遣は各企業に需要があるにも関わらず人員が不足していて、しかし機械なので一度作ればオートメーションで回る性質上から人を貸し借りしてあちこちに作りに行ってもらおうという省庁の都合で制定された特殊な雇用形態なんだ。

それを企業都合とか経営者都合で見たら確かに合理的なんだけど、人間関係とこころの問題は賃金の多い少ないくらいで解決できる問題じゃない。機械を作るはずのプログラマーが会社のロボットにされてしまって、マトモな精神の人間じゃとても務まらないって話なんだ。