ゲームを作るのに絵を描く必要があるというのが分からない方に

簡単なプログラムを組んで説明するためにビジュアルベーシックでストリートファイターIIを目指したプログラムを書いてみました。

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GitHub - zenmai36rai/StreetFighterII

自力で絵を3コマ書いてリソースとして突っ込んでいるのですが、これで原理が分かればプログラムも大事な要素だけど、画面を作るには手描きのパタパタアニメがいっぱいいることが分かってもらえると幸いです。

もっとええもん作れよとか、お叱りは色々とあろうかとは思いますが、最初から作りはじめて継ぎ足していかないと製作工程が見えないと思うので、始めたよということを書いてリポジトリにアップしておきます。

こうしておくと、GitHubの機能で今まで作った分を巻き戻して読むことが出来るようになっているので、ひとりでモリモリ作ってから後になって「誰がどうやって作ったの?」となったときにログを残せる格好となるかな。

あとはまあ、人生の残りの時間と俺のやる気が燃え尽きずにどのくらい続くか。

プログラムは頭で全部考えてから書き始めるよりも、分かりきっている簡単なモデルを作って頭の中からパソコンに出力しながら、出来栄えを都度確認して継ぎ足していく作り方のほうが良いと考えています。

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ボタン6個にしておきました。

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体力ゲージと残りタイムを付けるとそれっぽい。

しかしまあストリートファイターIIはホンマによく遊んだ。メモリ16MBでも足りないくらい絵が入ってて、ゲームの中身は実質画像と音楽だよな。だけどプログラムも無いわけではなくて、当たり感の演出とか敵キャラのロジックは入ってる。

その点、ぷよぷよ通とかはルール簡単でチマいけど対戦型で強い敵のロジック強いし、パズルゲームとして作られた余りのメモリいっぱいに敵キャラが入ってる。

先端ゲーム開発はリリース機種の目いっぱいのリソースを使って作られていたスーファミの頃が一番良かったかもだ。プレステサターンくらいだとメモリ余してるゲームいっぱいあったけど、それらが大作と比較され量的に見劣りして、売れなくなった。開発コストも上がって、相応に売れない会社はつぶれた。

それ相応に物量のある売れ筋ゲームは会社でないと作れないのかもだが、いまどきのパソコンスペックで昔のゲームと同じものなら趣味で作れるよな。

あとは趣味の燃料となる根気が才能以上に求められる世界なのかもしれない。

ドーム球場の片隅にシルバニアファミリーを飾っているような感覚になれるな。

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その気になれば1日で結構進む。プログラムは166行。

ツールを作っているのかゲームを作っているのかの線引きが難しいところである。

なんていうか、俺はメディックスには作品なしでバイトで入り、構造計算には作品で入り、IT全般としては経歴で入り、また作品を作ってゲームに戻ったことがある。その時の作品があまりにあまりだったので作り直したい気持ちがあって作った。

島国大和がゲーム業界に入る前にFMVで作った格闘ゲームみたいのを作りたかった。

いや、ホントいうとストリートファイターIIが好きだけど出来たものの具合が何とも。

みんなひとりで作ったら一生かかっても終わらない的な事言うけど2日でコレ。

でもまあ、根を詰めて出来るときと何もせず一日過ぎることなどは何でもありそうで。

そして多くのプログラマは自ら絵を描くことを嫌う。肉体労働だからな。


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