今日のMTG(何か割り切れた感じがする)

デッキいじりにひとつの着地点を見出して、出来栄えに清々しさを感じる。

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MTGのカードの強さってかなりバラツキがあるよな。

マナコストとカード効果やクリーチャーサイズのコストパフォーマンスを見比べていくと、明らかにお買い得なカードがあって、たくさん集めてそれを見つけること。

あと希少度レアリティに関してもコモン・アンコモン・レアがあって、必ずしもコモンが弱くレアが強いとは限らないけど、レアの強いカード、アンコモンの強いカード、コモンの中では強いカードと並べていくとレアの強いカードのほうがコモンの中では強いカードより破格の強さだったりする。

当たり前のことに気付けなかった訳でもないけど、ひねくれたほうが面白いというような所が俺にはあって、正論を言われると遊びがつまらなくなるとも思っていた。

ただ、そのせいで自分自身までどこかで騙していて、欲しいものに正直になると見え方も変わってきて。ただ強いだけでなく絵柄と強さが揃っているようなデッキが組めたら最高の持ち物だから。

こうしてブログに残してデッキをいじるたびに、持っているものの中から厳選40枚のスタメンとなってそのテンションの高さと言うか。今俺は「ああ、俺ってこんなに強いカードいっぱい持ってたんだ」という気分になっている。

カードの強さを見抜く眼力が備わってくると、バラバラに並べたカードに勝ち筋が見える。

 

MTGのゲームは10ターン以内に決着することが多い。そのため、40枚デッキのうち3枚を入れ替えたとして、10ターン手札17枚では山札に変更した3枚が全て埋まることも珍しくない。長期戦デッキでは20ターン30ターンかかることもあり、その場合では1枚だけ入れたカードでも結構な確率で引き当てるのだが、このデッキはクリーチャーデッキなのでドラゴン2枚をかなり悩んだ。初手にドラゴン2枚とか来てしまうと序盤が圧迫されるが、引かない可能性も併せて考えると6マナ出るターンまでにドラゴンを引く確率が高い方を是とした。実験でなく計算と論考のみで決めている。

しかし「洞窟のソクター」を「ドラゴンの捕食者」にしたのはデュエルの経験からで、お互い小中型のクリーチャーを展開した場合、マナ的に安定したソクターを出しても基本的ににらみ合いが続くが、飛行を持つドラゴンだと一撃でゲームが決まることもある。マナコスト的には手札に抱えて出ないことも有り得るのだが、出ても膠着よりは出たら勝つほうが強い。そのため平地を1枚山にしたりなど。

 

あと、カードの分類上はコモンカードでもコモンカードが100種以上あってそのうちトーナメントレベルのカードが1割未満なら、含有率で考えた場合にM10の「稲妻」クラスのコモンカードは実質上のレアカードと言って良い。

子供にMTGをさせてやりたい親が与える前に考えた話だそうだが、もっと強いカードの含有率を上げてくれないと小遣いをやっても他のお小遣いの多い子にただただ弱いカードしか持てずいじめられそうで買ってやらないほうがマシではないかという話をされていて、正論だと思った。基本セット2020ではデュアルランドがコモンになったが、元々コモンの「稲妻」に類するカードがアンコモンになってるし。もう2021出るけどアレはどうなんだ?


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