たぶん茶番だったんだろうなーって

すごい当たり前の話なんだけど

昨日の阪神対巨人。3点差を追う8回の裏。

試合がずっと解説の予言どおりに進んで満塁のセーフティバント

「しかし、ここで安易に逆転されるようでは巨人は首位にいない!」

からアウト取られて逆転ならず。

9回裏はヒットもなくお通夜のように終わる。

 

考えたらウメハラの背水の逆転劇も、春麗が気功スパキャンや中足で終わったりしたら。

闘劇とか言うし、劇空間プロ野球なんて番組もあったし。

高校野球のような懸命さがあるわけでなく

どこかテレビのお茶の間に届ける茶番のような空気がプロにもあるのかも。

 

ただ、それが完全な八百長というわけでもなく。

例えば昨日の巨人のピッチャーの防御率は1.28だったかな。

つまり9回1.28失点なので1回あたりの得点率は単純計算で0.142だから9回裏に10点取る確率は単純計算で10億分の1くらい。まあでもね、野球の点数って満塁でホームインすると4点だからそれが10億分の1ってことは多分無くて、99%無いけど1%くらいはある。

それを阪神の逆転劇で考えると、巨人みたいな野球をやって、勝率45%とかでちょっと劣るという野球を見せるくらいなら、9回の裏で大逆転をするゲームを1回見せるために99回は負け試合でもファンは必ず応援してくれている、みたいに思えればそれが阪神なのかもしれない。

そう考えると茶番は単なる劇ではなく、劇的な素人脚本家の物語で観客をわかせるために、10億分の1を1000万倍くらい練習して1%にして、その1%を体現させたものなのかも知れない。

 

一昨日はボール球ばかりの巨人の野球を手堅いいい野球だと思って、それからデミトリヴァンパイアハンターをすると楽勝でクリアできた。しかし昨晩はビールのせいもあるだろうが、阪神の8回裏の残夢にPS2を起動して俺がこのゲームに見ていた夢は何だったろう、とビシャモンでゲームをすると縺れて負けた。何というか気の緩んだときに負けるくらいに丁度上手く作ってあるAIなのだよな。

おつまみのバターピーナツを少し喰って、気を取り直してもう一度ゲームするとまたクリアできたが、だけど見せたいと思っていた勝ち試合が実現して終わると、心の内にあった儚い願いは夢幻のごとく消えて無くなってしまう。月並みがだ、叶わないから夢は夢なのだ。

 

どうだろう。俺の爺さんは「野球は9回の裏からや!」と言って茶の間で日本酒を飲んでいた。たぶん阪神の野球だ。対して親父は巨人ファンである。勝って当然、長いものには巻かれろだ。そして孫の俺がまた親父と喧嘩して阪神を応援するものだから、悔しい日が多かった。

 

おじいちゃんと見た将棋の中原名人、谷川名人、千代の富士、野球。凡庸なテレビっ子だ。

 

晩飯のときのビールはお医者さんからギリギリOKが出ているが。

3本目を冷蔵庫から出すか悩む。

 

以前はそういう夜に後で気持ち悪くなるくらい酒を飲んだりしたが、おつまみのバターピーナツをゴムバンドで半分くくり、ビールはやめてペットボトルの緑茶をふた口ほど飲んで気付いたら寝ていて起きたら朝のニュースだった。

まだちょっと頭の片隅に偏頭痛が残っているが。阪神巨人は今日もある。

そして恐らく今晩も酒を飲むかPS2で遊ぶかするだろう。そうでなく、友達や家族と野球を応援して、そこでもし阪神が背水の逆転劇を見せてくれたら。

宴よ。