「嫌消費」世代の研究――経済を揺るがす「欲しがらない」若者たち
- 作者: 松田久一
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2009/11/13
- メディア: 単行本
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内需が減ると輸入も減って国の経済状況は良くなるんじゃと、
あくまで推測で厳密に量ったわけではないのですが、
前に書いた消費と経済の関係も会計で厳密に量ったわけでなく、
街の雰囲気などから出ている言説じゃないかと思うんですよね。
ガンダムの敵キャラクター、ザクの形の豆腐が売れたという、
今年のニュースはiPhoneが売れたというよりずっと明るい話題で、
ちょっとオタク的かもしれない趣味でも国内加工品ですから。
若者が働かないのが社会問題という言説もありますが、
ショッピングモールで輸入雑貨の販売をするのを働くと言うと、
これは間違いなく仕事であって給料も出るんですけど、
国の会計から考えると預貯金の取り崩しと変わらないと思うんです。
それが、承知の上なら、貯金をくずして退屈を楽しむのも、
悪い事ではないと思うんですけど、
これをもし働いていると自負してると、
ちょっと危ないんじゃないかなと心配してしまいます。
ニコニコで党首会談があったから政治の話に熱がでていますが、
まあ、三日麻疹みたいなもんで、すぐ飽きてやめると思います。