食堂撮りも厳密にいうと社外秘なので今日で終了。オムライス。


マイクロソフト創業者ビルゲイツが高校生の頃作ったという、
三目並べ(○×ゲーム)の人工知能というのを古雑誌で知った。
雑誌にはその概要だけで詳しい説明はなかったので腕試しに組んでみる。
昨日は工場の都合で午前業務のみだった、その残りの午後を全部消費。


人工知能とは何かを考えたときメモリを上手に使うほうが賢いと言える。
IF-THEN-ELSE の積み重ねの人工知能は速く精密だが、どこか儚く脆い。
コンピュータは計算を素早く確実にこなすが、
命令されない限りその結果を記憶する事がない。
三目並べの人工知能は人間との対局結果を覚えて成長する。
人間がいて計算機があって、人間の操作を計算機が覚えて行って、
その結果、計算機が出してくる手が変わって行くと言うのが面白い。


その人工知能の難点は忘れると言う事を知らない事で、
経験が増えると自己参照が長くなっていつまでも計算が終わらない。
使い続けたパソコンがだんだん遅い動きになるのもそういうことだ。
その点は改良の余地があるなと思いながら飽きて永遠の後回しにする。


最近はアマゾンで買った商品の傾向が記録されてオススメが出る。
あとになって考えるとそれも人工知能の賜物なのだなと気付く。
車輪の再発明は文明の進化からすると無駄な事かもしれない。
しかし個人の尺度で見ると大きな何かを得たような気持ちがするもんだ。


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