ストリートファイターの話をするとどうしても色々と長くなってしまう。
これでもストリートファイターIII3rdの日米戦の代表になったこともある。
日本にはアメリカまでの遠征費も持たないが小遣いをスト2に使うという、
貧乏で金銭感覚も無いがストリートファイターが強いヤツはたくさんいる。
日米戦の代表になるには大会の開催地であるアメリカまでの旅費が必要だ。
これはマジックギャザリングの世界戦でも全く似たような状況だと言える。
たとえばプロプレイヤーのウメハラ氏というのがいるけれども、
僕が東京在住か彼が奈良在住なら、きっと勝ったり負けたりの展開だろう。
彼は運否天賦に賭けるような戦い方を好み、大会で結果を出している。
大会で勝つために相手を油断させる狙いで普段の野試合は緩いのかもだが、
僕が色々と戦った体感から言うと、彼より勝たせてくれない猛者もいる。
それで、そういう達人レベルの人に共通して言える事は小遣いが少ない。
近年は対戦を録画してのネット配信が盛んで、結果を出すと真似が出回る。
自分の培った戦い方を取られたくないので大会に出ない人というのもいる。
現に僕がモバゲーの遊戯王でレベル20トーナメントまで行った時、
MTGしかしたことがないので遊戯王のカードはマンガ以外全く知らず、
デタラメに作ったデッキでとにかく負けた相手の戦術を真似して奪って、
最後にはその全部を体験した後総合して勝つために作戦を決めるに至った。
たかがゲームでも研究と言うのは先行者が道を切り開いた後を追いかけて、
こういうものは前例がある、というのを知り尽くした上で、それらを避け、
何をすれば新しいのかと言う事を分かって初めて新しい事が出来る。
そうすると、街中の見ず知らずにたかが1勝取るために手の内は出せない。
そんな簡単な事に気付くのに20年もかかるほど僕は能天気だったわけだが、
ここ一番、実績の記録される3DSのネット対戦で10連勝メダルを取ってみた。
よりによって発表する今日がエイプリルフールだから捉え方は読者に委ねる。
まず自分の技は隠してデタラメな戦法をとって、相手の技を真似して覚えた。
こいつには楽勝だと思われるくらいまでバトルポイントを下げて置いてから、
相手から取った技でジワジワと勝ちを重ねて8連勝までアッサリ詰めたのち、
BP1000台のガイルでライト操作とオートガードのゴウケンから勝ちを奪う。
バーチャファイターで高段位を取れなかった悔しさをバネにもぎとった勝利。
今日はやたら飯がうまい。