ホビージャパンに載りたかった


マジックギャザリングにのめりこんだのは退屈していた時に頭の体操になるゲームと出会えた事、友人に半分巻き込まれた事のほかに、ホビージャパン誌でゲームをする人が格好よく写っていたというのがある。


ドイツ決勝のプロツアー予選を抜けた僕は旅費とパスポートが無く、親に頼んでも理解が無く断念したけれど、そのときの勝った快感の記憶が抜けなくて、会社員になってからもカードを時々買って遊んだ。旅費もパスポートもあるのに今度はゲームを研究したり遊んだりする時間が無い。そういうもんだ。


それで、今日はカードを持って考えている写真をブログに載せてみたらどうだろうと考えた。


ある大会でこんなことをした。大会が進むと勝率で座席が決まり、参加者は席がどの辺りかで序列が分かるようになっている。しかし、デュエルの1回目は参加者が好きに陣取って良い。だから、早起きして会場に並び、審判ブースの目の前の1位の席を始めに取ってみた。取り合いではなく、朝並んでいた参加者は真ん中当たりに集まって雑談などしている。知っている顔もいたが話に参加せずに席取りをしてずっと待った。そうすると、その頃のプロプレイヤーと顔の区別がつかないような人が対面を陣取ってきた。そっくりさんかもしれないし、本人かもしれない。話はしなかった。デュエル中はカードの他に審判の顔と会場中のデュエルの様子が視界に入り、トップの席で戦うってこういう感覚なんだなということが体験として得られた。


さあ、ブログに写真を載せて何が起こるか、先は読めないけれど不思議と悪い予感はしない。やってみよう。


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