本来なら大晦日にやるお掃除だが、一人では無理があり過ぎて日延べしていた。元々7人家族で住んでいた3階建てで部屋はたくさんあるが、祖父母は逝って弟は上京し姉は結婚して母親は失踪した。親父と俺の二人でゲーム機やラジコンを買って好き放題遊んでいる間に邪魔になったものを人のいなくなった部屋に放り込むということを繰り返しているうちに手が付けられなくなった。
そんなだが、なかなかモノが捨てられない。捨てないで片付けて本当のゴミ（段ボールや紙袋など）を捨て、モノをなるべくかさばらないように詰め替えるという作業を隣の部屋からやりだした。俺の部屋は不自由しない程度に足の踏み場はあるのだが、たとえば隣の座敷を掃除しているとシンセサイザーJUNO-Diの箱なんかが出て来て、ブログを読み返すと2010年7月3日からおおよそ四年半買ったものやいらなくなったものを隣の部屋に積んだのだということが分かる。そこまで掘り返すと、婆さんの代のものが出土する。着物や陶器は値打ちが分からない。怪人二十面相に持って帰って欲しい所だ。
セガサターンも出て来た。遊びたくなってしまう。
