今日のブックに「マハモティ」と命名した

2016年に3DS版のカルドセプトをやりこんだ集大成としてDS版を再起動して持っているカードの中で最強のブックを作るという取り組みをした。MTGのシールド戦、つまり箱ふたつとかパック5つくらいのカードだけで各々がデッキを組んで対戦するルールのようで楽しかった。ブック「2016」の戦績は10戦10勝の勝率100%と上々。

そこへきて今年はもう少しカードを集めたので、2017年版を作ろうとしたが最近やっていないので良いアイデアが浮かばない。とりあえず2016年のブックのイマイチに思えるカードを新しく手に入れた強そうなレアカードに入れ替えてみただけのブック「2017」を10戦試すと8勝2敗で勝率80%だった。2敗は両方プレイミスが原因だが、効果モンスターの多い構成はゲーム中の判断が複雑で、ミスるべくしてミスっている。今年はイマイチか。俺ももう成長期から衰退期に入っているのかと悩んだ。

悔しいので今年もカルドセプトをやり込んで2017年は2016年より強いということにしたいのだけど、勝率100%にどうやって勝とうかと考えた。

まずはレシピから。

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ご覧の通りかなりファッティな並びになった。

そしていくつかの有りがちな疑問に対するFAQを付け足して、ブックの説明とする。

Q1:ファイターを使うならミノタウロスを使ったほうが火領地を取れた時に地形効果が得られるからお得ではないか。

A1:有りがちな回答としてはバラ撒きと援護のエサに70Gのミノタウロスよりも40Gのファイターのほうが小口現金30Gが確保できて良いので一長一短ではあるが赤メインでないなら火領地でレベルアップは狙わないのでファイターも便利。Gアメーバ倒せるし。

・・・などと言われても腑に落ちない人もいるだろう。俺の回答はこうだ。

70Gのミノタウロスに10G足せば50/50のスチームギアを召喚できる。迷わず出せ!

Q2:上級者の方は何故ケルピーをブックに入れないのですか?

A2:有りがちな回答としてはケルピーを3人戦以上の時に手札に見せると総スカンを喰らって妨害スペルの集中砲火を喰らって負かされたりする。

・・・などと言われても腑に落ちない人もいるだろう。俺の回答はこうだ!

ケルピーは序盤に引くと無駄札として手札を圧迫し、後半で決めるためには防具をたくさん揃えてからレベルを上げてクリーチャー交換で召喚することになるが、それらを全て許してくれる相手なら盤面でケルピーを呼ぶまでもなく勝っている。そこをケルピーでトドメなど刺そうものならそれまでの展開の上手さが評価されずに「ケルピー強すぎる」と相手が怒ってゲームをクソゲー呼ばわりした上にもう遊んでもらえないかもしれない。上級者ならケルピー無しで勝て!

Q3:どうしてこのブログで紹介されているブックには色が違うパイロマンサーが1枚だけ入っていることが多いのですか?

A3:ここは真面目にデコイやアンシーン対策です。巻物の場合だとクリーチャーとセットで手札に来ないとダメで、マジックボルトやイビルブラストだと除去した後に他の人に領地を踏み取られる可能性があるので自分が踏んだ時にパイロマンサー。しかしイビルブラストやソウルブラストはそれはそれで強いので自分の好きなの使って下さい。

 

カードゲームは「色々のカードの長短を組み合わせて考えるのが面白い」と言うが、ドラクエみたいに戦えば強くなるゲームも充分面白いので、ウルフやコボルドの入ったブックをファイターやミノタウロスに入れ替えていく様はレベルアップのようで充分面白い。それでブックが充分強くなってコンピュータ戦をクリアしたなら、それでも良いじゃない。「ネットで上級者に挑んで勝て」とは言わないよ。対戦したこと無くても自分が強いと思っている人が日本中にたくさんいる状態って日本中で対戦するより幸せな状態かもしれないよ。

 

そんなわけで、誰もが強そうだと最初に思うグリフォンをちゃんと引いたら嬉しいカードになるように組んでみたのが今日のブック「マハモティ」です。

 


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