スリープをレベル20まで育ててみた

記憶をたどればポケモン対戦で「レベル20ルール」ての本当にあったのかと。

公式には「イエローカップ」でレベル1から20で3体合計50までだとさ。

そんなんでバトルに差が出るのかという気もしていたけど、第1回大会がレベル合計155で第2回でレベル1から30。そして第3回でイエローカップがレベル合計50になったという経緯から、やっぱ参加者の大半はレベルが足りずに負けていたのだろうな。やわい調整になってみんなが遊べて盛り上がるようになったんだろな。

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そんなわけで敵の2体を眠らすと反則になる「さいみんじゅつ」を持つスリープ。

レベル100までオッケーの「ウルトラカップ」なるものも開催されたらしいが大会結果はウェブで拾えなかった。マイナー競技なんかな。

あと先のエントリで銀行口座の数バイトのデータとポケモンのデータを引き合いに出して話ししたけど、デジタルに始まったことでなく紙の帳簿の時代からペン先ひとつでの不正というのはあったらしい。テーブルトークRPGも紙と鉛筆で仲間とゲームマスターの合意の元でレベルやパラメータの不正はしない、マスターはプレイヤーが勝てるように計算してゲームを作るなどの暗黙のルールがあったよな。

中学の時に自分でゲームの戦闘ルールを考えてわら半紙にデータを書いて対戦していたら隣のクラスのいじめっ子で太マッチョな山下というのがひ弱な連中を脅して負かしてレベルを上げて製作者の俺に勝負を挑んできた。レベルを作ったのは失敗だったなと思いながら負けを認めると山下は上機嫌で「面白かったぜ」と笑った。

なんかその頃からレベルというハンデのあるゲームデザインに疑問を抱き続けたが。

山下は確かに「面白い」と言った。いつも不機嫌そうで暴力的な山下が舎弟は脅したが俺にはそのルールで紙と鉛筆で勝負を挑んできたって事はな。複雑だが嬉しかったかもだ。


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