戦士と竜が対峙する絵を描いた。
子供の頃に親がほめてくれて覚えているのがお絵描きだけだった気が。
40歳にもなると自分の子供時代にはケリがつく。こういう簡単な絵を模写でなく自分で起こして紙とシャーペンと消しゴムで描いてサインペンでなぞるのは小学校の時に散髪屋のおっちゃんが待ち合いに置いてくれた「鳥山明のマンガ教室」というマンガの影響か。
散髪屋というとのぞむ髪型でなくキノコボンに刈られて恨みの感情しか無かったが、よくよく思い返すといつも待ち合いで読んでいたマンガの影響は大きいよな。
元乃木坂46の橋本奈々未ちゃんは芸能界引退したから書くのもちょっとアレだけど武蔵野美術大学出身で、確か鳥山明先生も武蔵野美術大学だか多摩美術大学だったよなとググると見事に記憶違いで工業高校のデザイン科出身なのね。勘違い萌えやばい。
高校のときにも学校の成績が悪くて学園祭で絵を描いたのが受けて美大を先生にすすめられたけど、クラスで下から数えたほうが早くても全国模試とかだと良い成績なのはやっぱ高校が変だった。国公立とか医学部と教育学部以外行く意味ねぇって風潮のなか、夏休みに夏期講習でなく学園祭に力を入れているとか15期生には変なやつが多い。
20代でバリバリ働いていた頃は「変な学歴だけど良い高校出てるんだよ」とか周りからおだてられんだけど、30代で勢いがなくなってくると専門学校も出てるんですけど「高校しか出てないくせに」って、出世競争で学歴組から嫌味を言われて。いちいち噛みつかず「へえへえそうですか」って感じになっちゃったよね。
だけど、やっぱ絵を描くとなると武蔵野美術大学の油絵科とか何を習うんだろうなって気にはなってきてる。いまどきボカロの雑誌の萌絵描きさんでも美大卒とかいるからな。どちらかというと線より色彩感覚が大事だよな、イラストって。
そうじゃなくて子供が誰でも持っているノートと文房具で授業中に描けてしまうマンガってやつにこそ魅力があったんだろう。
やはり自由帳とシャーペンと消しゴムとサインペンだな。この道具で描くのが面白い。