今日の龍虎の拳2(リョウサカザキで如月影二と相見える)

リョウ同キャラスタートで4面のリーパイロンには五分。勝ったり負けたり。
5面で如月影二を引いたわけだが、これに4クレジット全部持って行かれた。リーパイロンで負けていた時は「これで100円は高い」という話をした。近所の料理屋では塩サバの切り身が150円で、やっぱりそれと比べても龍虎の拳2を1回遊ぶだけで100円取っていたキューピー堂さんは狡いと。俺が子供の頃からゲーセンというのは行ってはいけないところで、最近ではゲームやゲーセンのイメージも変わって家族でイオンモールのゲーセンに行ってUFOキャッチャーで遊ぶなどして、果たしてお兄ちゃん(俺な)はゲーセンで何をやっていたんだろう、という話になったが、昔のゲーセンにはこんなゲームがあったんだよという話。
龍虎の拳2にも思い出はいくつかある。思い出というと「ときめき」のような素敵な響きに聞こえてしまうかもだが、もっと何というか勝負の結末とでも言うか。龍虎の拳2と餓狼伝説スペシャルは難しすぎたのもあるし、常連だった同級生とそこらへんで卒業したのもあって、近所の駄ゲーでの記憶はそこが最後になっている。卒業のあたりにみんなで集まって全部のゲームで総合優勝を決める大会をやって、シューティングやレースなどでもポイントを競い、格闘ゲーム龍虎の拳2が2位でそれ以外は全部俺の優勝だった。龍虎の拳2の決勝で当時の持ちキャラはリーパイロン、大西先輩のミスター・ビッグを画面端まで追い込んでビッグが苦しんでバックジャンプをしたんだけど、それを見逃してもつれて2位に甘んじた。感想戦で見ていた全員が「ミヤザワあそこでアッパー打ったら優勝やったのにな」と残念がっていた。「いや俺龍虎の拳2やりこんでないし」「やりこんでないのに2位かよ」までで記憶がワンセット。
森先輩が如月影二だったな。ストIIダッシュ、餓狼2、餓狼スペシャルで俺が優勝だったかな。勝った試合ってあんまり思い出さないんだよね。負けたものは本当に良く覚えている。ワールドヒーローズなんかもやったはずだけど。
そんで他の先輩はストIIダッシュでやめていったけど、森先輩と大西先輩はゲームを続けて大阪や京都でネタを仕込んでから学校の帰り道の駄ゲーに寄り、同級生が見守る中で俺と先輩のバトルってことも結構あった。帰り道にはもう一軒ゲーセンがあって、なれ合いの駄ゲーには後輩は馴染めずってか新しいゲームないし、駄ゲーに来る仲の良い漫研の後輩は二人だけで他はみんな新しい方のゲーセンに行っていて、そこで俺はカプコン系のゲームは勝てたけどネオジオ系は名前知らない強いのがいて負けたこともある。他の学校と比べるとウチの高校強かったんだよ。
生物の先生が勉強会でよその学校に行ったらそこの生徒がみんなストリートファイターの強いアイツのいる学校の先生やでって話で持ち上げられて後から職員室に呼ばれて「キミは何で有名になっているんだね!」と恥ずかしそうにしていたが、ゲーセンに通っていることは見逃してくれて、高校に上がった頃では担任の先生から「部活みたいなもんだと思っている」とまで言ってもらえた。勉強ばっかで部活弱い学校だったからな。まあ、恥ずかしさもあるけど有名になるのは私立の先生としては得だから、怒る筋でもないけど自慢にするのは恥ずかしいというような感じだったのだろう。


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