ふと思ったことなのだが古今東西の審判について

古今東西というゲームが成り立つには解答を両者が認める必要があるわけで。

言われるまで思い出せなかったが出た時点で相手も知っているから成立する。

これは何も知らない同士では出来ないゲームだ。

つまり記憶の引き出しの良さとしては競っているが、出た解答を認めている以上は記憶力としては同じだけあるわけで、相手が覚えていないことを覚えていても勝ちとは言いにくい。

この、覚えているけど引き出せなかった「それが出るか」という悔しさみたいのがゲームの面白さであって、例えば何も知らない人にデタラメな単語を言って審判が「ある」といえば勝ち、みたいなゲームだと何も面白くないわけで。

やはりオタク的な遊びなんだろうなとは思う。

あと、俺は今長髪ソバージュなのだが、そこに「マ・クベやろ」と相手から言われると「それを言ってほしかった」と思うものであるが自分から「マ・クベです」というとこれほど間抜けな話は無いわけで、参謀キャラの「ナンバー2」という響きにどこか狡猾さとか賢さを感じて気に入っていたこともあるのだが、英和辞典で引いてから嫌悪感が生まれ、最近では銀河英雄伝説でもラインハルトが好きになった。

読んですぐ出てくると言えばロイエンタールとミッターマイヤーであるが、キルヒアイスとオーベルシュタインのナンバー2の取り合いは原作を読んでのお楽しみとして、それよりも王様のラインハルトのほうが取って気持ちいい。「田中芳樹さんってヤンウェンリーみたいな人ですね」というインタビューを何故か覚えているが、俺の同級生にわがままなひとりっ子でラインハルト的な立ち振舞をする奴がいて、従兄弟に上が2人姉ひとりの末っ子キャラの俺は彼が羨ましく、年の離れた弟が上京してから実家で親父と二人の暮らしもそろそろ10年近く、だんだんとアイツのことが分かってきた気がする。だが俺の見た目は銀英伝のラインハルトでなくガンダムマ・クベみたいになってしまった。そのキャラは冷徹な軍略家である。

三国志では関羽張飛などの武将よりも黄忠が好きだった過去もあるのだが、ではマ・クベが軍略家なら三国志でそれに当たるのは誰かいるかなとなると、また違った楽しみとなる。いちばん有名な軍略家としては諸葛亮孔明がいるけど、孔明マ・クベでは違うしなーと思う。マ・クベとオーベルシュタインは役職は違えど似てるとこあると思うんだけどな。

古今東西の審判がケータイグーグルで簡単になったいま、あらためてケータイを使わずに遊んでみると面白いかもしれない。ブログを書くときにオーベルシュタインの名前がどうしても出なくてネットでカンニングしてやった。ククク。(ばれてる)


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