家のパソコンをインターネットに接続した時にISPからおまけで付いてきたレンタルスペースで始めた「つたんまにや」の日記部「つたんまにっき」から20年が経ちました。
始めて作ったホームページにアクセスカウンタを取り付け、誰か来ないかとカウンタがひとつ増えるたびにワクワクしていたあの頃。ある日突然1000ヒットになり、見ていた数人の仲間が「カーメンのホームページすごいことになってんじゃん!」と喜んでいたところに「実は俺が押してん」と友達のひとりが「いや、喜ぶかなと思ってな・・・言わんかったら良かった」なんてやり取りもしていました。
おかげさまで、はてなダイアリー版の「つたんまにっき」は33万pvを達成したわけですが、あの頃は毎日自分で10回くらい見ていたので、10年で10回を365日そう考えると3万pvくらいは自分踏みですが30万pvくらいはあったわけです。
それがいつしか、ブログに広告を貼ってビジネスしませんかと持ちかけられ、試しに張った広告でちょっとしたお小遣いになってしまったんですよね。そうなるまで、色々の在宅ワークを試しました。文章代行やポイントサイトなどどれも内職のように僅かな収入で、まあ裁縫とかの内職と比べたら、それでも高給なわけですが、本業のシステムエンジニアとしてのお給料を在宅プログラマーで達成するという夢のSOHOは結局実現しませんでした。
その間に、何も考えないでゲーセンで格闘ゲームに明け暮れていた仲間は疎遠になりました。
まあ、若くて先のことをあまり考えていないからゲーセンで100円を馬鹿にして遊んでいただけのこと、みんな同じように歳を取って結婚や就職や昇進で見が固まり、はたまたゲーム大会優勝からのeスポーツビジネスという夢のような躍進の影には「あんなに打ち込んだのに何もならなかった」という深い闇もまた見えてくるのです。
そんなことは過去のことと流して生活しているのですが、ふと訪れたブログのブログランキングのバナーが目について、「そういや俺も登録したことあったな」と思い出したのです。忘れていた間にサイトはリニューアルされ、カテゴリー分けされています。
その中にはYouTuberに手芸に料理とまあ、ブログランキングの子供人気や主婦人気が垣間見えるカテゴリーばかり目につくのですが、あるじゃないか!たったふたりのストリートファイターカテゴリー!
始めた時は友達ふたりにメールを送れば済むことを、HTMLにしてサーバにアップロードして「見てくれた?」とチャットで確認して、そんなだったなぁ。
もっかい、やってやろうじゃないの。
たった3人から始めるブラグランキングで逆襲のストリートファイターカテゴリ。
テーマソングはTMネットワークのBEYOND THE TIME(古い)
いやそこは篠原涼子 with Tの愛しさと切なさと心強さとでしょ。
筋肉少女帯は不可。
しかもやってるゲームは中途半端にCAPCOM VS SNK 2という。
初代ストIIからカプエス2までの格闘ゲームは何でも受け付けます。
痛快ガンガン行進曲はギリギリOK(てかこの際なんでもOK)
まあ、先から言うのも何ですけど、プロゲーマーとかそれで仕事になる可能性はゼロでは無いですけど、それを見込んで始めてもまた深い影が差すだけです。そうでなく、趣味として遊びとして学業や仕事の傍らに取り組んでみたら、すぐに飽きずに熱中できる懐の深さを格闘ゲームは持っていますよ。