ジャッキーチェンの映画で

クルマの後部座席にライオンが居てビビって運転するカースタントがあった。

特撮ってか合成なのかなって思ったけど、実際人間ビビると潜在能力が出る。

ダイエー創業者の言葉に「人間の能力にそんなに差はない」てのがあって有名だが、あれはあきらめて過ごしている人を勇気づけるものであったと思っていて「俺も本気出せば出来る」「だからやろう」となって初めて正解であり「あの人すごいね」「人の能力にそんなに差はない」「だから羨んだり褒めたりしない」になったら間違いだと思うのね。

まあ、普通の人は後部座席にライオンなどいない。そこまで追い込まれないように生きるから。そして漫画の週刊誌とかは漫画家追い込むじゃん。そこまで多方面の業界に精通してるわけじゃないけど、すごいと思われる多くの人って伸び伸びやっても自分でできる人ももしかしたらいるかも知れないけど、普通は追い込まれてそうなるんだよ。

会社組織のプログラマとして、後ろにライオン置かれてプログラミング以外の雑事を全部回りが片付けることでそれに専念してどんどんコードを書いたけど、ライオンが居なくなれば万事解決だとそん時は思った。だから俺は追い詰められてる要因を解決していったんだ。そうすると、ただのだらしない男としての実像がクッキリと浮かび上がってくる。毎日の皿洗いや溜まっていく郵便物の整理とかも出来ないんだよな。それを放ったままパソコン机に向かっちゃう。会社にいると精神的には追い詰められていたけど、経済的とか社会的にはめちゃめちゃ優遇されてたんだよね。

追い詰められてガリガリ働いて作品と作者インタビューだけ見ると憧れだけど、もっと違った幸福の形はいくらでもあるんじゃないかって気はするよね。

アンジャッシュ渡部建が不倫で番組降板なるけど、仕事無くなってずっと家にいたらずっと佐々木希と暮らせるんだぜ?と思えばテレビに出る準備と幸福な生活への準備てのはまた違うものだろうし、幸福なゴールを目指しての計画をもっと考えたほうが良いのかもな。

 


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