平成19年度の六法全書は持っているんですが

もう10年以上経つんやなぁ。

技術者になって22年経ちます。

最初の3年くらいは会社の守秘義務をちゃんと守ってたんですよね。高卒でいちどフリーターになって復学して、内定したゲーム会社があまりに自分の理想とかけ離れて、中途採用で人脈からの紹介で自分の経歴では絶対に入れないようなところに入れてもらえたとその時は思っていたので、会社にしがみつく思いで家族には会社のことは黙ったまま。スーツを着て「仕事や!」と言って出かけると皆黙ったんですよね。

しかし、予測の範囲だけどソフトウェアの会社は既にマーケットが決まっていて、一定量の契約料や利用料という既得権で回っているところから開発部というのは利益消化部門で遊んでいてもカネが入る。たまになんかすればいい、みたいにやる気を持って入っても仕事が少ない。

それはそれで、そこにしがみついていれば良かったのかもだけど、俺は自分の職域に満足できず、もっと大会社とか先端開発とか幻想みたいなお題目で会社の中でも独学を続けて、自分をもっと高く評価してくれる会社を探し出したんですよね。

その中で前にいた会社で培ったソフトウェアの開発技術を持って別の会社でポンと新製品を作ってしまう。これは会社からCDやHDDで持ち出したということではなく、完全に俺の頭と体に染み付いたものを持って転職しているわけだから問題ないと思っていたのだけれど、飛び出した会社からは産業スパイとか技術盗用の疑いをかけられるわけです。

反対に雇った側は「儲けもん」で短期契約でメチャクチャな納期を突きつけても仕事だからと踏ん張って徹夜でもして納品したりしていて、同業他社からもそんな短納期で設計から製造できるわけがないと疑われたんですよ。前述の通り、どこもやる気がなく遊んでいるから、開発というとちょっとしたことでも莫大な予算を請求されるから。

そしてそれは俺個人のノウハウによるもので、持ち出しなどの違法行為は全くしていないとなった時に、堀江貴文が捕まったという報道がテレビで流れたのをテレビを見ていなくて知らなくて、IT企業イコール堀江貴文イコール犯罪者という噂が流れているその真っ只中で「ソフトウェア関連の仕事をしているんだ」とか酒場でねーちゃん口説いてたんですよ。

逮捕はされなかったけど、色々な人からメッチャ白い目で見られましたよね。それから友人たちに「テレビ見たほうが良いで」って言われて自宅にこもってホリエモン騒動の一部始終を見届けたんですよ。

その後のITバブルとかも白い目で見ていて、ケータイゲームで金が儲かるとかいつまで続くのかなと思っていたけど、まだまだ現在進行系で景気はよろしいようで、おこぼれに預かる方法はないかと考えたりもするんですけど、それ以外にも法律の勉強をちゃんとしておかないとジワジワと立場がどんどん悪くなる罠にかけられている感覚があるんですよね。

もちろん、それは俺の病状を知っていたらおくすり飲んで寝れば治る被害妄想かも知れない。

ついさっきまで爆笑問題の太田さんが勝訴した報道をテレビで見ていたんです、週刊誌の報道が名誉毀損だと言うと、そんなもん毎週何件もあり得るだろうと思うけれど、ちゃんと手続きを踏んで名誉挽回を図る方と、放って置く方でスキの有る無しは芸能界で生き残る大事な要素なのかなと思ったんです。

まだ12月だけど確定申告までに揃えておこうと思っていた書類が見つからなかったり、そのことを関係者に連絡すると「徳井義実さんの報道見ましたか?あんまり放っておいたらそうなりまっせ」「いや、俺はまだそんな額じゃないんで」と言ったものの、既に3万円くらい帳簿漏れで消えていたりもするんですよね。

そうして、ああ六法全書もあんなもん開くのも重くて読もうとも思わない、だけど今後はそういうものとも付き合わないといけないのかなと思うとただ気が重くなる。放って置いてちょっとしたお咎めでやり過ごせるならラクな方が良いなぁと思っちゃう側面もあるんですよ。

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