35歳で憧れのゲームプログラマーになってみて、自宅で勉強をやり直そうと思ってからもう8年になるんですね。中学古文、理科一・二・地理と易しい漫画本を買った日付が7年前。それで理科は化学の履修を目的としていたんですけど、最近生物もやってみようとして、それでようやく中学理科の学習範囲を網羅できたかなと。ゆっくりやってきて7年。中学って3年だよね。そりゃ現役の勉強量って1日学校だけで7時間だったわけだから。まあ、1回はやったことだとは思うけど、学習過程の変化とかもあって再勉強は効果あったと思う。
それからあらためて高校の選択生物の参考書を読むと原形質と高分子が学習範囲に組み込まれているのに気付いたのよね。暗号文として読み飛ばすワケのわからないページがアミノ酸とか脂肪の化学式として記されているの。4ページほど。
近年では高校で化学を有機化学まで履修するようになってんの。でも俺らの時は生物の学習範囲だったんよね。そして医学部を目指す学生は受験のために化学、有機化学、高分子化学まで高校で予備校で習うらしい。本を探すと代ゼミか何かの塾テキストがネットで売られている。
これをまずアマゾンで物色してから、近所の本屋を探すと大学の赤本の脇に各教科の問題集がズラッと並んで、1冊だけ薄い冊子で有機化学の問題集があったのね。いきなり高分子化学ではなく、化学やってから有機化学を勉強して、それを理解しても未だやりたいやつがいたら高分子化学に進むようにとガイドがあった。
社会問題のひとつであるエネルギー問題はガスで解決すると言われている。ただ、今の世の中電気なので、それが全部ガス機器中心になるのには政治が動いても各家庭への普及に30年はかかるということで2050年を目標としている。結局は工場が動いて国民がそれに購買意欲を示さないと、極端な話にすると地デジみたいに「テレビもう映らないから買い替えて」と同じ手順で「電気止めるからオールガスに買い替えてね」みたいなことをいつかするかもしれない。だからこの問題は理科問題ではなく社会問題として扱われている。俺は知らなかった。
それはそれで本屋に行ったついで、ダイソーをのぞいてガラクタを買う。本は買わなかった。ケータイをカメラとして使うときの三脚のしっかりしたものが500円商品で出ていて、それと最近ヘッドホンの調子が悪い時があるのでブルートゥーススピーカーと高音質ヘッドホンを買った。他のものも安く並んでいるが、当面必要なものは既に買って家にある。
ガスは有機化学の範囲で学習するが、有機物なので化合するのに化学反応でなく有機化合が必要になる。燃やすとどうなるかは化学式で分かるが、天然ガス以外にガスを化合するとなると有機触媒とでも言うか、アルコールを発酵で作るサントリーみたいに工場の中で微生物を飼うような、ヨーグルト工場とかもそうだけど、そういう研究になると思う。
林業をやって材木を燃やすのとガスを作ってオールガス家電にするのどう違うねんというと、エンドユーザーの快適さが違うわけで、大阪ガスや関西電力で働く人々から大家さんをして家でテレビ、パソコン、ゲーム機などで遊べるあなたは最大多数の最大幸福を考えた時、あるひとりの最大幸福を絵に描いたような人であるということを分かって欲しいという話であった。