部屋をちょっと片付けた

俺のものが実家のそこかしこに散らかっているということで今過ごしている勉強部屋にラックや本棚に本やゲームソフトやビデオテープにトレカなど雑多に積まれており、自分でも何が入っているのか把握できないほどであった。

トレカは後輩を呼んでクルマに積んで引き取ってもらったが、その時に部屋がやたらモノだらけなので「どうしてこうなった」の経緯を訊かれたが、大阪に住んでいた頃や俺の子供の頃からの事情など話すと長くなり分かってもらえない部分もあった。

だが、とにかく詰め込むのではなくひとつづつ取り出し可能になるように本やゲームソフトの背表紙が見えるように詰め込み方を工夫していくと上手く行った。途中にはダンボールに詰めていらないものを捨てようかとも考えたが、過去にいちどブックオフして色々のゲームクリアの自慢の種であった証拠品がなくなり、後から知り合った人に「ウソだったの?」と言われるのに苛まれたりしたのだが、中学くらいから証拠にうるさい同級生が実はスコアビデオなどの証拠が必要だと迫って、こちらが提示できるならダビングなどして自分の偽証に使いたいという危ないやつだと分かってきた。俺を嘘つき呼ばわりするのにどんなメリットがあるのか不思議だったから、ついには冤罪して俺をいじめたいひどいやつだと思いつめたこともあったが、自分がダビングしてもらってそれを誰か別のやつに自慢したいと理解できると何とも可愛らしい動機ではある。まあ中学校の頃の話ね。

部屋を片付ける時に部屋から放り出したものにはスーファミソフトの「重装機兵ヴァルケン」の全国1位ハイスコアのVHSのビデオテープ。ウィザードリィの高レベルのセーブデータが入ったカセットを13面で詰まっているファイアーエムブレムのカセットと高校の頃に交換した。その後にファイアーエムブレムをクリアするまで遊んだら、また嘘つき呼ばわりだった。

そんなこんなで何処か完璧主義に苛まれ中途半端で置いてあるゲームもあるのが精神的苦痛だったけど、ネットでカウンセリング・セラピーの記事を読んで自分を責め過ぎるのは良くない。人が嘘を付くのはラクをしたいからで自分を嵌めるためでもないみたいな考えを知って少し落ち着いた。

まあ、古い恨み言をつらつらと書いているが、部屋を片付けた。そしてクリアしたゲームソフトなども捨てずに置けるだけなるたけ部屋に置いてニンテンドースイッチをポチクリする計画は中止した。ゲーム以外にもすることが色々と出来たからね。


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