機械的トレーニングを積んだプロプレイヤとの試合は辛い

ストリートファイターIIリュウケン戦がジャンケンであるとの持論を展開してきた。

リュウとケンでは波動拳のスキの合計は同じだが、リュウのほうが射出が速く硬直が長いのに対してケンは射出がやや遅く硬直が短い。よって遠間から小波動拳を打って歩いて追いかけるという戦略はケンが有利で、リュウは近間でいきなり大波動拳で相手の出鼻をくじくというふうに使い分ける。

それで何がジャンケンなのかというと、リュウでスタートよりやや近い間合いでいきなり波動拳を打つか相手の波動拳を読んで飛び込むか飛び込みを待って昇竜拳を狙うかというのは論理的に三つ巴になるジャンケンだというのが持論であった。

厳密には波動拳に対しての飛び込みは同時でなくジャンプが後出しでも成功するようだ。特にジャンプが速いブランカバルログ、そしてジャンプの低いサガットなどで波動拳に後出しで飛べることは分かっていたが、リュウケン戦でもケンの波動拳リュウで後出しで間に合うという仮設が立っている。(リュウだとそのタイミングでも飛びの上昇に波動が引っかかる)

これでリュウケン戦は波動拳と待ちと飛びの三すくみでは「待ち」で相手の波動に対する飛びの後出しを狙うのが最適であるという考え方に変わる。

それまで、過去のオリンピックで短距離走の陸上選手ベン・ジョンソンがスタートを銃声の0.13秒後より先に切っているのはフライングであるというルールに縛られていたことから、波動拳に飛びが間に合っているのではなく相手の波動を読んで飛んでから波動拳が成立しているという立場を取ってきた。

しかし、オリンピックの事例も過去のこと、特に黒人選手であるベン・ジョンソンが白人選手に勝たないように付けられたルールであり、人間の反射神経事態が機械的にどれほど強化できるのかということについては俺としてはスーファミ星のカービィスーパーデラックスの「刹那の見切り」という早押しゲームで99番勝負を徹夜で繰り返して、およそ7フレームつまり0.12秒程度がベストタイムだが、稀に6フレームを切ることもあり、最高記録としては同時押しの0フレームに1フレームでの引き分けもあった。それらについては科学的にどう取り扱ってよいか分からず、そういうことも「あるにはあった」で保留してきた。

ただ、昨今のeスポーツブームで格闘ゲームの試合などみていると、読みがメチャメチャ冴えているのか、後出しの反射神経なのか、明らかに論理的にジャンケンに思えた局面での勝率が異様に高い展開というのは見かける。

もちろん、運の偏りでそういう試合が映像的にピックアップされたという捉え方も出来る。ただ、それは科学的というよりは科学の力が及ばない現象に対する意固地なのかも知れない。

結論は出さない。反射神経であるという結論が出たとして、それでプログラムを改変したりゲームスピードを少し上げたりすると、選手の機械トレーニングが白紙に戻されるから。

つまるところ、それが俺らの時代のストIIからストIIダッシュを経てストIIターボ発売の経緯と歴史をなぞってしまうから。

ストIIはその後スーパーストIIでまた遅くなってそれで自分は地域の大会でまた優勝して、ストIIXになると人はSNK系に流れてカプコンX-MENやヴァンパイアというマニアックな路線に土俵が変わっていった。

そうして2D格闘系に固執して新しいコミュを形成して地元の寄り合いや同級生との仲よりゲーム仲間として集まったコミュの中で意固地な考えに凝り固まった過去があるが、このブログを運営してきて、結局の所は市民権を得ていたのはストIIターボと餓狼スペシャルまでなのだなと改めて認識した。

その後は2Dより3Dのプレステにゲーム業界自体が変遷していて、取り残されただけの話。XBOXくらいまで来てから「HALO面白い」というと「バイオハザードとどう違うかわからない」と批判され、いつの間にか日本のゲームはマニアックになって開発競争で米国産を抜いていた。いつの間にかと書いたが、いつかは分かっている。ソニープレイステーション初号機の価格設定のときである。

まあゲーム機っておしなべて特異な体験を手軽に効率的に楽しむためのもの。そのゲーム機を通して勝つためにゲームのプログラムに合わせてスポーツ的なトレーニングを積むというのはややこじれた考えに根差している。実体験より子供時代からゲームのコントローラでの操作のほうが習熟度が高いというのがその要因だろう。

このブログもペンで文字を紙に書くよりキーボードでタイピングして活字を出すほうが速いというようなことでブログという媒体を気に入っている。話すより確実に伝わるし履歴が残って検索もできる。

ただ、その便利な機能でいつまでもストリートファイターIIについて論じていては人生が前に進んだ感じはしづらい。そろそろ、何か別の生き甲斐のほうに軌道修正したいとは思ってます。

| SOFTWARE | GRADIUS | BLOG RANKING | GLAY BELOVED GUITAR SONG |