サイバー大戦略を誰か俺の代わりにやってくれ

大日本帝国は実在したか」をネットで検索すると、国号として認められたことは一度もないらしいね。親父が工場の仕事で名古屋に行ってた時に母と出会ったらしく母の出身地は滋賀なのだが、奈良の実家に帰ってきて家業を継いで、親父は「子供には好きなことをさせたい」と言っていたが母親は「医者にしたい」というか俺の子供の頃ってお医者さんって権威だったのよ。大病院の院長さんとかの権威にさせてその母ということで実権を得たいみたいな母の欲求が肥大化したのは俺は小学校の時に全教科満点の優等生だったのね。けど、中学入ってみて周りも優等生だとそうでもなくて。それで小学校の時にファミコン我慢させられた反動で親に隠してゲームボーイで遊んでたんだけど、買ったソフトが「大戦略」で、中学で大戦略ってまったりした奈良の風土では「早すぎる」だったし、一応名字が「宮澤」ということで「宮家が戦争なのか!?」ということでザワツイた層もいる。結局それは学校で上級生の指示を受けた不良に盗まれて行方不明になるんだけど、そういえば持ってたなと。

大戦略をすると分かるんだけど、というか実際に実証実験したわけでもないのは断った上で、兵器の開発競争があるなかで、まだ工業で遅れを取っていた中国とかでもクルマと鉄砲の原理みたいのはそんなに変わらなくて、兵器の進化によるキルレシオの差ってのは例え核爆弾が威力を持っていても、爆撃機にそれを積んで相手の首都や工場まで安全に飛行できるかみたいなとこで、燃料と移動距離などを考えると量産した乗り物で隊を成して数で押すのは強いわけよ。地図で見て数で勝って運用の上手さの差はあれ、工場からの距離の近さとかの地形的条件が占める割合が案外と高い。そうすると、中国をアメリカが攻略するより中国が日本を攻略するほうが圧倒的に簡単で、軍事よりも政治で事は進んでいて、大戦略の間違いは既に宣戦布告して首都が攻略されるまでゲームは終わらないこと。いろんなおかしさはあるよね。

そんな中で中学の時に俺の大戦略に気付いた奴は先輩以外に同級生でもうひとりいるわけだが、中学から軍事好きみたいなのがマトモな人間なわけ無くて、付き合いが途絶えたわけではないが心が許せるわけでもない。

俺はゲームクリエイターを目指して雑兵のプログラマとして働いたこともあり、企画を打つとするとバンダイとかのキャラクターものとかのほうが商業的に強いとは思いつつユニバに展開される任天堂の財力に舌打ちしつつも同級生の輪などで「本当に面白いと思うマニアックなゲームを隠して大衆受けの作品を売り込んでいる」みたいな嫌疑をかけられてんの。俺はキャラを売り物にしながらもゲーム性の面白いと思うものを打ちたいと思ってるけどね。

本当に面白い売れるゲームは任天堂かもだけど、こぶりなメーカーで確実に売り上げを取るにはエッチなものという手もあって、パソコンと言うとNECの普及期には戦争物よりエッチなもののイメージも強かったよね。それでそれは隠されて便利なケータイが普及してからアラサーの使い方の筆頭に婚活アプリが上がるあたり、人のパソコンの使い方はそんなには変わっていないのかも。ただアングラ的に風俗的に存在したものが市民権を得て婚活というオープンな形にはなったものの、戦略的結婚と単にセックスしたいとの切り分けが難しいのもね。

実はそのへんも戦争ゲームとエッチを融合させたようなメディアミックスなゲームも過去から存在して、それで新しいのにも興味はありつつ初代プレイステーションの「サイバー大戦略」という古びたテーマの意欲作をアマゾンで780円でぽちくりしそうになったんだけど、何かそういう隠し事を増やすとまた勘ぐられることが増えるだけなので、ここは興味があることだけブログに書いておいて、誰か俺の代わりに遊んでレビューでもしてくださいと。


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