雑誌のような混沌

部屋の片付けで捨てようと思ったゲーム雑誌を読み直している。

いらないから捨てるわけだが、どうしていらないのに買ったか考える。いらないのに買ったのではなく買って読んだ結果いらなくなったのではなく、お金があると何か買わないといけないというような商店街の気風に則って、本屋にあったから手に取ったもの。

はじめはもちろん読んでいて、面白いと思ったから続けて買ったのだが、マイナな月刊誌で新刊を取ったにも関わらず先月と情報がそう大差ないと感じて嫌になって取るのを辞めた。

取るのを辞めて積んでいて読まないのだから捨てようかとおもったわけだが、そういえばまだ読んでいないと読み出したのだ。

そうすると、俺は基本的にそういうもったいない精神から漫画週刊誌でも読みたいものだけ読んで捨て、まとまった単行本を買うという消費の在り方に馴染めず、雑多に情報が分散している雑誌の活字や写真で育ったので、かじったような情報が多く、それらはインデックスであり実際にタイトルを見て本でもCDでもDVDでもゲームでも、実際に手にとって読み込んだ聴き込んだ繰り返し見た遊び込んだというようなものについて詳しい部分は無いわけではないが、手に取れなくて名前は知っているけど実物を知らないものは多く、そして世のメディアというやつはパケージ商法で情報をまとめてラッピングしてタイトルを頒布することで好奇心を煽り、その内容以上にお金を取るために情報が生成されていると考える立場を俺は取る。

それらが与えているものは毎週あまり代わり映えのない基本構造で安心感を与え、その中で僅かな違いによってゆるやかな思考の軌道修正を目論んでいるのかも知れない。

異端を唱えるような執筆活動は過激で過ぎたるは及ばざるが如し、意味が理解されない。既に浸透している物語の枠組みの中で、新説にすこしづつ乗り換える。そうありたい。

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