元気が戻ってきた

昨晩の夕食はガストのステーキ。トマトとにんにくのソースがたっぷり載っていた。白米も大盛りで缶ビールを1本開けて大変満足でした。

日本には日清戦争日露戦争、太平洋戦争の歴史があり、隣国は敵であるという観念を持った人が多い。そして利害が反する場合にはそれが大阪と奈良と京都でも敵同士になりうるわけだが、反対に日本国と大きく括ると「アメリカと戦うために関西一丸となって」みたいな連帯感が生まれるこれが内政の1手である。これは家族が貧しく共にラーメン店を経営するみたいな目標があるうちは良いのだが、儲かって子供が大きくなる頃には幸楽ラーメンのように内情がドロドロになっているのだ。

その意味でソフト開発でマイクロソフト傘下にいた俺は米国企業の世界進出という大義の元で日本だけではなくベトナムや中国やインドから日本に出稼ぎに帰している人のいる職場で、マイクロソフトの大きな夢のために生きていた。昨今では国内メディアがGAFAを叩いているが、それはメディアの収入モデルがITとぶつかってシェアを奪い合うので、企業間競争でかつことではなく政敵であるという噂を流して国内市場を囲い込もうという洗脳であろう。

ただ、俺にとっては便利なGAFAでも面従腹背という言葉があって、従者のように振る舞っていても簡単に信じてはいけませんよと忠言してくれる老人の言葉は聞くべきところがあるのかもしれない。そこはひとりでは分からないところ。世界市場を席巻するという目標があるうちは一緒に働けるが、そうなった暁に集まったカネを何に使うのかというところで、ソフトバンクDeNAで球団を買おうというところまでは良かった。なんかのドラマでテーマにされていたが、スポーツにコンプレックスのあるIT社長がバスケチームを買って彼らを隷属させたいみたいな、そうそうコンフィデンスマンだ。詐欺師の騙し合いのドラマ。まあ言われると当時はそういうところもあったと思う。

とにかくトマトとにんにくのソースのかかったステーキはひと晩開けてゲップが出てもまだ旨い。朝からヨーグルトを食べて薬を飲んでブログを書いて、あとはまあテレビでも見るか。


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