500文字1分30秒

子供の頃にハドソン社広報部の高橋名人が「ゲームは1日1時間」という標語を出して、大人に悪い悪いと言われるファミコンのイメージを上げてくれたが、ドラクエ1日8時間は当たり前くらいにしていたし、学校が終わってから閉店までゲーセンにいることもあった。

まあ、ゲームを現実逃避だと非難する向きも過去にはあったが、自殺するよりはゲームの世界に心を躍らせて、現実をどうにかゲームくらい楽しめる時間を作るように生きていたこともある。だいたいが、大人のすすめる読書だって現実逃避じゃないか。

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子供の頃に夢中で読んだ怪人二十面相を本屋の爺さんが覚えていて、ふと暇ができて本屋で読む本を探している俺の前に復刻版の文庫の表紙が飛び込んで驚かされたことがある。イラついたが、買ってやった。それが6年前の話。

しおりを挟んだままパソコン机の脇の積読で最下層に追いやられていたが、思い出して取り出し少し読み、そして遅々として進まないので時計で読むペースを計った。5分で3ページ。

ページの文字数を数えると500文字で、5分3ページをザックリ1ページ1分30秒と見積もると270ページで400分つまり7時間程度で読めることになる。なるほど通勤1時間を我慢していた勤めはじめには森博嗣を1週間1冊のペースで読めたわけだ。だが俺の部屋には他にもっと誘惑や気の散るものがたくさんあり、読書10分でも集中力が切れるようになった今、10分ずつで7時間読もうとすると42回の挑戦が必要となる。ひと月半じゃん!そりゃ読みきれんわけだ。漫画雑誌を週2冊にブログ更新にテレビ視聴にゲームは格闘とRPG。ギターの稽古。

読書以外は全て時間管理しているつもりだったが、通勤電車で読みためた本の量は案外とバカにならず、今の生活は完全にバカの生活である。ダメだ、俺はバカになったのだ。

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締めくくりにバカゲー格闘ゲームカプエス2の近況を書いておく。ブロッキングのテリー・バルログモリガンであるが、キャラの強さ以外に登場ゲームの世界観が違いすぎて、覇王丸モリガンを取るようになると最早何のゲームか分からない。

サウスタウンとワールドウォリアーを制するのは良いのだがアースランド家とか戦国まで混ざると戦うモチベすら失われる。せめて格闘であってくれ。遊びながらそう思った。

だがキャミィモリガン・アテナなどで遊ぶ萌え豚を見ると、それはそれで推しの世界観があって許せる。ヤンキー同士の喧嘩とは別次元であるが、それも一緒に遊べる懐の深さよ。


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