タイムリミット

昨日のNHKヤマハ黒歴史の再現Vは良かった。失敗談で笑い話ではないのかもだが、十分に年月が経ち当事者がウルトラ怪獣でコミカルに再現された映像を見て泣き笑いする。なごむ。

日々色々なことをやろうとしてひとつのことが脱線したりするのだが、まずは積読消化で1冊ずつ読んでいる。ざっくり目を通したと思う本をもういちど読むと読み飛ばしていたような箇所が目に飛び込み違う話に見えたりするものだ。オカルト、造語、固有名詞に思えていたものが平文化すると簡単な例え話であるように思えたりもする。そう書いてあるわけではないが。まあ、混乱しないように脳が何らかの意味づけを行うのだろう。年のせいかも知れない。

あと勉強に類する本や小説など物語以外に「エレキギターの早弾きが上手くなる理由下手な理由」という恥ずかしい本が出てきて読むのだが、まさに早弾きばかり数ヶ月稽古してから昔買ったのを掘り出すと、ちょうど1ページ目のレッスンが身にしみてくる。本から入るのは頭でっかちで、挑んで難しいことこそ勉強が必要なのかもしれない。

アーマードコアVは32面で地雷と人工衛星と戦い、33面では神風特攻隊を想起する。30面のネタバレはしないでおこうと思ったが、まあ誰も読まないこのブログに書いたところで害はない気がする。重火力戦車型ロボットとの対決で敵機の名前は「オリンピアン」だ。俺のオリンピックは30面で終わり、31面からはさらなる全面戦争だ。廃墟での混戦からの殲滅戦の流れから、いよいよ偵察、狙撃、地雷などが戦略的に登場する。時間制限とかも付く。

他にはYouTubeカプエス2の対戦動画を観戦した。俺が動画観戦するようになったのはMacBookを買った10年前から諸々のことに飽きた後なのだが、昔は自分で遊んでゲーセンで披露して誰かに見られてそれが真似られて動画となり、動画を見て真似たのだという先後を入れ替えた濡れ衣を着せられて腹を立ててどうにも出来なかった。

とかく、色々の腹立たしくて抗えないことのストレスの積み重ねが病気の原因なのだが、病気になってからお薬を飲んで最初は頭が悪くなった感じがして嫌であったが、スペックが落ちてもやり方が正しければ戦えるのではないかと東大界隈の「誰でも愚直にやれば結果が出る」という受験勉強の神話を信じて勉強を再開した。出し抜くためなら勉強は隠すほうが良いのかもしれないが。後をとって出方を見てから、今後どうするか考えている。

その結果、先行者利益を守るためには特許や著作権のような法が効力を持って初めて守られるわけで、無法地帯では取り合いである。昨今の竹島問題なども国際法でしか所有権を示せず、平和ボケなら「それくらい譲っても」と思う時もあるが、そこに戦略的な基地開発とか本格的な侵略戦が始まったら、日本は本当に領地縮小や侵略戦争に抗えないと思うので、先後の問題を安易に負けて放っておくことは好ましくない。いい気がしない。

そこであらためて勉強したら何の結果が出るのかと思うと公務員などの官職に就けるメリット以外に実際問題にどれだけ普通科高校の座学が生きてくるか。それで戦争ゲームでも何のゲームでもひとつづつ向き合ってみようという話に俺のところでは至っている。まあ、その割にPS2のペルソナ3とスパロボIMは途中で放っているのだが。勝つためには面倒がらず挑まなくてはいけない。だが、電源を入れない限り相手が刻々と侵略してくるわけでもない。手番制でチェスクロックもなくじっくり考え放題。だからじっくり部屋にあるものを片付けている。


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