2022年のカルドセプトDS

 ソニーのカメラが「アルファ」でビデオデッキが「ベータ」この意味が分かるのに20年以上かかりました。暗号の難しいところは傍受されても解けないで通信相手には分かること。難しすぎるというか、解き方のプロトコルが分からない相手に伝えるのってリスクもあるわけで。

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 まあ、平文でタラタラ書いたら分かるようなロジックでも暗号とは反対に長文化して読んで欲しいと思う相手に読まれない、みたいな懸念もありつつどちらかというとお笑い芸人のインパルスの板倉さんだったか、旅猿で温泉地に行く回で毒ガス団とかのガスマスクはどうして強いのか、という話を教えてもらったことへの返信のようなカード写真群であります。

 分かるんですよ「最強ブック」とかで検索して、その中にウチも出てくんの。俺もそれは求めてて、検索して出てくるような奴は全部読むんです。けどそれらはどこか不完全かあるいは恣意的で、どこにそこまでやり込んでいる人がいて、どんな論理あるいはどんな実験で出来ているか。格闘ゲームの話でもそうなんですけど、実践に於いて「相手も間違いを犯す人間だから、答えは同じになっても経過が複雑な方が読み違えをしやすい」ということと「相手は間違うけど自分は間違わない」という意識を持って優越的にプレイ出来るかみたいなとこかと。

 駆け引きもシャッフルの運も度外した強いカードや強いブックというのは多分無くて、腕というほどのものかどうかはさておき、相手の手札を覚えておいて間違いのない手順で進めることを繰り返せば、相手の間違いの分だけ優位になっていくということ。これ3DS版ではコンピュータ賢くなったけど、ブック弱いからね。DS版はブック強くて1対2でハンデとしてはどちらかというとDS版の方が段差の高い階段に思えたけど、まあやり比べる贅沢を味わった感想はどちらも面白い。比べることで見えたこともあるし、今は3DS版は飽きてDS版に戻ってるけど、その味わいに気付くのに3DS版は俺には必要だった。遊びにいく往復の交通費を考えたら、家ゲー2本買ってやり比べの方が安い。まあ、地元にはそれを1本でやってる友達もいるけど。

 そういう友達からすると俺はゲームの買い過ぎで1本やり込み足りないみたいに言われることあるけど、俺が続編とか類似品とか異業種コミュニケーションで学んで持って帰ることを伝えるから、1本でも飽きないで遊べているんだゾ!とクレヨンしんちゃん風に締めて終わります。


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