GGXXAC+チップでクリア!

 PS2のGGXXAC+アーケードモードをチップでクリアした。

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 ゲーセン通いをしていた頃はゲーセンに来る客の中での勝手なランキングを自分で作って、自分は強い方だと思い込み、そして見知らぬ相手が来ると実力を計ってやろう、みたいに対戦を繰り返した。金の事はあまり考えていなかった。

 だがまあ、金の事を初めてゲームを数字で見て、あるいはゲージで見て、論理的に考えて絵で見るのではなく勝ち負けにこだわるという人が客観的に強いと考えた事もある。

 そうなると「最近なんか動きが悪くなった」とか「固い」「せこい」という話にもなるし、だからと言って大会などの結果が即座につくわけではない。ストIII3rdの春麗とストIIXのガイルが数あるゲームの中で成績が良い方だが、それらは俺が「ガチ」だからで、ゲーセンで他のお客さんが楽しそうに遊んでいると色々のキャラを柔らかく動かしてジャラジャラと金を入れて遊んでいたので、金を入れるイコール負けているイコール弱いという判断を下されたとして、その時は平気だった。楽しめているから。

 ゲーセンで使う金の量は稼ぎの良さで上回っていることを見せつける強さになると考えたこともあるが、盛り場の女から勝つほうが100円入れなくていいのでしっかりしている、と見られたと思ったのは、そう思わせてムキにさせてもっと打たせる、かもしれないが、とかく夜の街で遊んで飲んで帰るのは結婚という話になかなかならなかった。稼ぐというと日雇いのイメージで、会社勤務がお小遣いが多いことは社会常識だが、人に仕事をさせて楽をする事務職の人間が金を小銭にして労働者階級のささやかな楽しみであるワンコインゲームで遊ぶというのがどれほどいけないことか。それが分かるまで社会科をやり直す羽目になった。

 結局、デスクワークは肉体的に楽そうなので、稼いでくれるいい男は肉体労働であってこそで、収入が良くてもそれが知的労働だと知るといまどきの女子は「私もそれやりたい」でIT関係の女性進出が増えたが、そうなると会社内での恋愛が無いわけでもないが、出世のために偉い人に色気を使うのは当たり前という女どもを見るとまだ盛り場の女の方がその日の小遣いのために手短に男を騙そうとしている分だけ扱いやすく、しかしそんな子でも結婚ではなく水商売で出世して年下の子を働かせてマンションを買いお水でひと山当てようとしている。

 そこへきて、俺はというとPS2でスティックをカチャカチャと動かしてコンボを決めてボスを相手に無料コンティニューして、しまいには台所でコップに日本酒を注いで飲みながらやっているのである。まあ、クリアして昨晩はよく眠った。

 いつの間にか盛り場から遠ざかり、グラビアの付いた週刊誌をためて家でゲームをしてそうして貯めた金は何なのか。グラビアアイドルからプロゲーマーになった人もいるらしい。

 それらの仕事のアガリのひとつがテレビタレントで、そうして俺はテレビ視聴者となった。


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