ギルティシリーズはGGXから入った俺の最初のキャラはアクセル。そしてGGXXの頃にはソルとアクセルの２キャラだったが、ゲーセンでたまに遊ぶ程度で家庭用コソ練勢とコンボ威力が開いて苦戦していた。GGXの方が極めると即死コンボはたくさんあるらしいが、GGXXのソルのDループ（Dは空中ダストの略でコマ投げくぐりHSからハイジャンプキャンセルDD着地JD二段ジャンプKD着地JS二段ジャンプSHS昇竜追い打ちという風にX-MEN系のエリアルレイブみたいに高さを見ながらコンボパーツを適当につなぐと体力半分以上持って行く）では家庭用で練習してやり返すかというと青キャンなどシビアで、まあ彼奴らの方がコンボ上手いなぁ、そん時の俺25歳くらいで仕事もあるし暇人には勝てんと諦めた。
しかし30歳くらいになってACになる前の青リロ稼働期くらいでキャラ差も変わり通うゲーセンも変わった頃に固定化した格闘ゲーマーの人間関係の中で、ふらっと入ってきたおっさんがXXのソルのDループをさり気なく決めてくるというのは溜まっている若者にとっては信じられない光景で、そこから彼らが俺のよく遊ぶストIII3rdに乱入してきたりもした。
真面目なもんで竜巻旋風脚やマシンガンブローを全弾ブロッキングしてみせると、GGXX#Rの台でひとりプレイをして、敵の攻撃を全弾直前ガードとかの練習をしているのである。昔はモテゲーであったビートマニアIIDXなどもすでにおぞましいコンボゲーとなり、その隣でポップンミュージクやドラムマニアにギタフリなどをして、昔の友達を麻雀格闘倶楽部やガンダムの体感筐体などでちらっと見る感じだった。
まあ、そんな話はさておき、なぜにGGXXAC+かというと、このゲームでも「GGXX 最強キャラ」とかで検索するとキャラランクとかは出てくるが、俺はストIIターボのダイヤグラムさえまだまだ諸説あり統合されていないと思っているので、GGXXのキャラランクなどは上位のプレイヤの使用キャラに誰も勝てない上での独断と偏見によるものではないかと。
前はそうは思わず彼奴らの中で決まったのだろうなと思ったが、チップをクリアまでやってジョニーを改めてプレイすると、俺がなんとなく使っていたアクセルとソルで彼らに敗れてそこが弱キャラとされているのはそうかもだが、青リロでアクセルがまあまあ強くACで弱いというのもアクセルボンバーのフォースブレイク化くらいしか原因が見つからないのは俺がアクセルしか使わなかったからで、全キャラ使って相対的に見ると単体では弱体化したジョニーでも充分すぎるほど強く思えた。相応に戦い方は変えなくてはならない事が分かってきたからだ。
まあそれでも、彼らの中で決まったのならそれでよく、無関係にひとりで遊んでも楽しめるので、今はそうしようと思う。ヴァンパイアハンターだって全国大会がパイロンデミトリで決した後に弱キャラで様々の隠れ葉素と言うか仕様の絡み合いでまるでバグであるかのような戦いを繰り広げ、そうして遊び相手が出来て地方巡業して出会った人々が上京して、そして東京の古参と彼等が対戦して協議した結果、また関西遠征に来たところの迎撃に参加するよう招集され、戦ってみたら色々あったけど俺の感想は「そこまでやり込んだ奴がまたパイロンを選んだらもっと強いわけで結局パイロンで良かったよね」という話になったのだ。
まあ、みんな各々にやり合った結果のキャラランクなのだろう。強い奴が好んで使って買ったキャラが強いと評されていることに異論があるなら、自分のキャラでそいつに勝てという話なのである。それが格闘ゲームのルール。強いキャラが勝つのではない、勝った奴が強いのだ。
