SFC版ストIIターボ春麗ハイスコア(768,400点)

 気功拳付き春麗の攻略が楽しくなってきた。ダルシムやガイルが飛ばせて落とすキャラであるように、春麗でも飛ばせて落とす。主に小気功拳を離れて打って飛び越されたら早めの遠距離大キックの回し蹴りと、しゃがみ大キックの元伝暗殺蹴(通称:元キック)を使い分ける。

 考えれば、ダルシムだって飛び道具と通常技で勝てていたのだ。リュウやガイルの場合は無敵対空があって、とりわけリュウケン波動拳を先読みではなく後から飛んできたのを昇竜拳で返せるので「いかに安全に打ち出すか」が勝負。これはソニックブームを打って飛び越し攻撃をガードでしのげるガイルでも、そこから投げハメなどがあることを考えると、サマーソルトのタメと使い分けて、いかに悟られずに打つかとなるが、そこまでの対戦ではなくコンピュータ戦では「飛び越しても攻撃が届かないくらいの距離で打ち出す」ということが出来る。

 そのためダルシムでは伸びるパンチやキックでどんどん牽制して、間合いが離れたらヨガファイヤーを打つのであるが、実はダルシムやガイルでもガードを固くして守っていれば、相手が投げ技ではなくガードの上から打撃をしてきて間合いが離れることもあり「離れたら飛び道具、ガードを固めてまた離れるまで我慢する」というような戦い方でもかなり進める。

 さらに「近くで縺れたら投げ技」という選択肢で守りが磐石となってくる。

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 春麗でひとり用をワンコインクリアで768,400点

 どちらかというと、極まった対戦よりもそれに至る上達のプロセスが楽しく、ハイスコア以上に上達を感じられるバロメータとしてゲーセンでの連勝記録があり、連勝が止まってから相手との勝率とかプロ野球みたいなパーセンテージでの比較が出てくるのだが。

 ふと「そこまでのゲームか?」という疑問にクスッと笑えた時に健康が戻った気がした。

 ついつい「極めるとどうなるか」という疑問から極論をぶちかましてしまう俺だが、論理ゲームの究極系とも思えるコンピュータ将棋で色々と思い知ってから、自作のソフトをちょっとずつ改造して強くして、それと自分が対局して「楽しい将棋だったか」ということも振り返ると、ストIIでも楽しい時と頑張る時、そして辛かったこともあるけど退屈を楽しくするための遊びであることは忘れがちだけど、それだけ遊びに夢中で打ち込める生活があることに感謝した。

 遊びを仕事にすることって多分できないと俺は思っていて、仕事にするということが生活費を稼ぐということなら、それは生死を賭けた勝負になるわけで。しかし、現実負けても命がなくなるわけではなく、仕事を変えて生きる逃げ道もあると思っていたら、それはそういう仕事に従事する前のモラトリアムでありプロでも遊びに入るんじゃないかと考えて見る。

 今日はおやつにツイストドーナツ2個とカプチーノをいただいた。とても美味しかった。


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