参考書よりも正しく漫画本よりも楽しい。
ゲームをして賢くなるというのは夢のような話であるが、賢くなるゲームの代表格である大人の脳トレはすぐ飽きるし、字が綺麗になる美文字DSは大人の趣味で幼稚園にさせようとすると泣き出してDSをペンでガシガシ叩いていた。
QMAと「もじぴったん」をDSのカードスロットとGBAスロットに挿して賢くなりそうなDSをセットアップしたこともあるが、枕元に置いたまま気付けば放っていた。
楽しくないとゲームでする意味がないということで今は遊戯王DSNTとミスタードリラー2を挿しているが、遊んで飽きて少しは賢くなったのかもだが、圧倒的にカネがかかる勉強法ではある。手帳1冊と本棚付の学習机で勉強したらランニングコストは年300円ほどであった。
そもそも、賢くなりたいというのが従妹兄弟4人のうち末っ子育ちの猛烈なコンプレックスに起因する。年の離れた弟がいるが、それはそれで「お兄ちゃんで失敗したから」と猛烈に甘やかされ、ついには俺も仕事を辞めて甘えて暮らしだしたのだ。
まあ、その話は置いておいて、ゲームをやり散らかして放っていたiPodをLAN経由でネットにつなぎ、将棋ウォーズと麻雀昇竜神とナンプレを選んでみた。その傍ら、空になったペプシコーラのペットボトルに水道水を入れて冷蔵庫で冷やして飲みだす。
勉強は勉強、ゲームはゲーム、節約は節約、商売は商売。別々だけど相関関係はある部分もあるから、その中で己の欲するところをハッキリさせれば道は開けてくる。
知識化パズルか計算か。それぞれ鍛えるのに適したゲームがあり賢さにも色々ある。