下敷きを使い始めた

 絵日記は普通の手帳なので水性ペンでも油性ペンでも重ねて塗ると後ろのページに透けてしまう。だから怖々と描いていたが、下敷きを使ってちゃんと塗ると俺の絵でも最初に思ったほど下手でもないかもだ。

 雇われ仕事の時間給制に慣れたサラリーマンのベテラン絵描きの指導は会社員として出世するには良いかもだが、自分を安売りしている人間の仕事も当てにはならない。

 絵を描いているとトレカも欲しくなくなってきた。手帳1冊革の表紙付きでダイソーで110円だった。ペンは昔買って使っていなかったものを出してきて使う。

 世の中おかしいと思って、それを我慢して世の中に合わせると自分がおかしくなる。

 おかしくないつもりだが病院に行くとお薬を出される。それでも、自分でおかしくないと思うように生きていきたい。そのために絵はもうちょっと描かないとと思う。


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