正直どっちでもいい

 昨晩缶ビールを飲んでから眠い目こすって競プロのビギナカップに挑んだ。

 結果は惨敗だが、100分をとても短く感じる有意義な時間だった。コンテスト終了後に模範解答が開示されて、まあそうよねと。週末100分何人かで競うだけで、フルタイム労働者の1週間分以上の仕事が進んでいると思う。ウェブによる業務効率化だ。

 長年悩みどころであった、実装時間か実行時間かという命題が模範解答がふたつに割れることで顕在化した。俺は実行速度派だったが、負けておいて上から言うのもなんだが実装速度と実行速度で割れるなら、目的達成予定時刻を基準に損益分岐点計算をすればいいと思う。

 つまり10分で組めて100ミリ秒かかるプログラムを組むのに1時間かかるプログラムで10ミリ秒に縮んだら、計算が終わるのがいつになるか、という問題に転化できるはず。

 この問題は競プロ界隈の実装速度と計算時間を色々見比べていると、もはや正直どっちでもいいと俺は思ってしまった。石原さとみ綾瀬はるかは年も見た目も違うが、森三中大島が整形して石原さとみになったらびっくりするが、それが綾瀬はるかでもびっくりする。しかし石原さとみが整形して綾瀬はるかになりたいと言ったら「はあ?」何がしたいんだろうと思う。女性の容姿差別は良くないみたいな議論はこの際。

 もっとこう、昔のソフトウェア会社って大金が投じられコンピュータがたくさん買われて、何年も人が入れ代わり立ち代わりで仕事しても何の計算結果も出ないところが多かったんですよ。

 その意味で、現代は誰もがスマホを持って、問いに対する答えが返ってくる。俺が使っている端末も6年前の何世代も前だけど、大体のことは間に合っている。俺の人生が他人から見て間に合っているように見えるかどうかは別だが、俺の主観は間に合ってる。

 その意味で、競プロはもうゲームだろうと思った。ただ、若い人も俺もだが、採用や進退がかかっていたら、やるしかない。プロ野球選手、サッカー選手、選抜野球、1軍昇格そういう日の目を見るためにそこまでやるしかない競争なのだ。


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