数珠と歌詞ノート

 ぼっちざろっく3話で見るのをやめてたけど勇気を出して4話視聴。

 いろいろとね、アニメヘビロテは疲れる人なので。集中して観るから。

 泣けたポイントは話の筋ではなくて共感できるアイテム類。あとネタバレになるけどぼっちちゃんの部屋での妄想とひとり芝居を見て「なにしてんだろ?」と思った親と妹が「くわばらくわばら」と祈っているシーンにお数珠のジャラジャラした効果音が入っているところ。あと歌詞ノートが茶色表紙の大学ノートなところ。

 ちなみに俺が使っている歌詞ノートは濃紺の表紙ですが、勉強を高校卒業で辞めた余白のあるノートの続きを全部歌詞ノートに変えたので、混沌としています。

 読み返すとそのノートは会社員時代にも会社に持っていくメモとして使った形跡があり、シャープのクラウドプリントの図説がホワイトボードから書き取ったものがそのまま残っていて、モクモクと雲の絵をかいて「クラウド」としたところからプリンタまで線が引かれており、当時は何のことか分からなかったけど、デジタル複合機の制御チームの会議で、参事クラスの偉い人はもう当時からクラウドプリントを想定していたのだなと、20年近く経って気付くのであります。

 いくつかのノートは「企業秘密が書かれているので」と没収された経験もあり、まあ丁寧な上司の場合はハサミでちょん切って、俺のノートと会社の秘密を分けて俺のノートが返してもらえたケースもあるんですが、本社機能というか工場ってラインでモノを作っているイメージかもだけど、中に開発部と会社機能があって、会社机のキャビネット満杯のコピー用紙や藁半紙やノートやらが束になって、全部没収ということもありました。

 まあ、アニメの話は大抵が作品になってから噂が回ってきて「見たよ」と言われるのですが、何のことかと思うと特に導入部で自分の好きなテーマと被るものが示され、3話くらい見るとそこから段々とフィクションになって行くから「最初だけだった」と思うんだけど、話としては全部見たらハッピーな結末があって面白いものだから、まあ頑張って見ようとは思います。

 2時間の映画でも映画館にひとりで行って、涙流して鼻まで出てその状態の中でショッピングモールの中をダッシュしてバスで帰ってくる、みたいのから、最近は映画にも足が遠いのですが、そういえば独り暮らしの時はマンガ喫茶でも泣いていて奇異の目を向けられて生きていたなと思い返すのです。

 ああ、こうだったらいいな、と思ってぼっちちゃんに仲間が出来ていく話に幸せになる4話でした。5話、どうなるんでしょうね。見る人はもう見ているんだろうけど。


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