鉄拳5デビル仁ウルトラハードで師範に昇格

 デビル仁は右下RPが特殊技でライトアッパーが立ち途中RPなのが俺としては使いにくいんだけど、鉄拳5発売の2004年頃に高校の後輩が就職したって話で飲みに行ったときに梅田のナムコランドに立ち寄って鉄拳やりましょうってことで300円ほど使って「てか俺いまPS2版かってゲーセンでやるの勿体なく思ってんだけど」「えー、先輩がそんなこと言います?」「お前らも給料もらったら本体ごと買ってやりこめ」てな話をして、そん時に俺は吉光だったけど「サイキョーって誰なん?」と大雑把に聞くと「そりゃデビル仁でしょ」と返ってきたのを今でも覚えていて。

 まあ、鉄拳と言うと風神拳で鉄拳2~3くらいで日本のゲーム雑誌のライター陣が韓国か台湾だかのプロに100人組手100連敗(日本負け)でそん時に相手が使った技がほとんど風神拳で、コマンドを最速で入れると強いという情報が出回って、そのまま続編でも三島一家には風神拳がもれなく付いてきてストZERO3でV豪鬼が最強みたいな当たり前に最強なんだろうと思ってた。

 けど、ストZERO3でも俺は稼働当初はダルシムで有志大会とかに参加しだしてZナッシュになって、V豪鬼になったのはサターン版ドリキャ版を経てPS2のファイティングコレクションくらいまで来てゲーセン行かなくなってからひとりで退屈しのぎにV豪鬼オリコンを練習しだして、その間にゲーセン行ったときはZケンとかVリュウで遊んだ。

 そう考えるとV豪鬼も極めると強いけど扱いの難しい部分もあるわけで。

 まあ、ぐちぐち言いながら師範まで来ました。

 そのナムコランドの件のあとにEVOだったか国際トーナメントで鉄拳5のトーナメントの上位プレイヤーがベスト16くらいまでアメリカと韓国の国旗で埋め尽くされ、開発国って日本じゃなかったっけかと思いながら、まあ海外市場がお客さんならお接待もあるのかなぁ、くらいには考えたんですが。

 鉄拳ってまあそもそもバーチャファイターよりアジアンカンフー寄りだからね。

 先日の病院での体重測定のあとなんとなくバーチャファイターマニアックスのデータ欄を読んでいたら、アキラと同じ体重だった。ジャッキーと同じ身長でアキラと同じ体重。中量級です。

 デビル仁も中量級キャラなので、アキラのように極めないと弱い中量級なのかジャッキーのように扱いやすい強キャラの中量級なのかで行くと、アキラ寄りな風神拳を取り除くと、まあジャッキーみたいにワンコマ技でどれくらい戦えるか今それやってます。

 鉄拳とバーチャの似てるところ、違うところ、かなり俺はバーチャひいきで来たので、ニュートラルに鉄拳と比較しようとすると、まだまだ試合数とか足りないわけで。バーチャはシリーズ累計で数千試合やってるからね。鉄拳はまあ数百くらい。

 その努力、最近ではかなりギターに回しちゃってるの、サラリーマンなりたての頃はお給料もらうようになって、カネ持ってるのにゲームする時間が減ってゲーマーを続けた仲間にひとり定職に就く選択で仲間外れとまではいわないものの、距離が出来てお金持ってるから露骨に金づるにしようとする人とか、容赦なくゲームで倒しに来るとか、なれ合い系のたまり場でなくなった時期があって。

 あの頃はなんかゲームで負けると他に何にもないってか他の趣味が貯金だったから、仕事でためたものをヤケ酒くらいにしか使えてなかったけど、今はゲーセンバイトの頃みたいに最新機種とかお構いなしに好きなゲームで遊んでるし、ギターも趣味に出来たしで、その上で格闘ゲームも腕前として誰かと比べる以前にコンピュータと人間の1対1の関係性の時点でまあまあ冷静に分析が始められている。

 アツくならずに落ち着くと、勝ち負けをそれで決める以前に知らないことの方が多すぎるわけで。称号として鉄拳王を取る道の最短ルートを探すってのと、鉄拳を好きになって暇なときにゲームとしてそれを遊ぶということを比べて考えるようになった。

 バーチャも最初はバーチャ2の頃にゲーセンでちょっと遊んだことがあり、ゲーメストのキャサ夫攻略を読んでいたくらいでバーチャ2の頃から名が売れてバーチャ4で天王寺で軍団になってたまっているジャンキー相手に1万円100回やっていちども勝てないところからスタートした。その後PS2を買って家覇王になり、XBOX360のVF5で天帝まで行った。

 けど、ゲーセンで3回くらい勝ったら「バーチャって5でつまんなくなった」ってたまっていた人がいなくなっちゃって、俺の100連勝リベンジと言う事にはならなかった。

 思いかえすと俺が100連敗したアキラの人の勝率が100戦前後で1%変わらなかったので、少なくとも1万試合以上はカード記録で付いていて、その人で6割台だったかな、それで多くのプレイヤーは格上にカードを抜いて無名で乱入して、狩りをカード差しで勝率稼ぎをしていたので、俺は100連敗ののち勝率3割台で三段までのぼった時点でバーチャ5の発売を待つまでも無く既に相手する人はほとんどいなかった。

 それでも最近ではバーチャファイターeスポーツも出ていて流行ってんのかなんなのか、こうして長文ブログでぐちぐち語ってんじゃなく「出るとこ出ろや」とかいう人ももう居なくなったよね。

 万単位の試合数をゲーセンで競う趣味を家庭用ゲーム機で済ますようになった分、ギターの練習のお供に高価なシンセサイザーをおもちゃに買おうとか、ネットで不評なのは俺のギターの生音の録音環境がケータイカメラとケータイマイクの素撮りでは甘いから高いマイクを買おうとか、そんなのどうでも良いから日々の飯におかずを1品増やそうとか、そろそろ貯金より貯めてきたお金の有効利用についてゲーセン復帰はねえなあけど数百円くらいならどうかな、って思ってるくらいです。


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