今日の鉄拳5「へなへなになってきました」

 結果から書くと、ブライアン拳聖に降格。

 「こんなゲームコンピュータに本気出されて勝てるわけがない」

 ときたものに強がって、ならば勝ってやろうとして、実際いちどは鉄拳王まで上り詰めたわけですが。

 そもそもコンピュータの本気って何だろう、と思うとコンピュータには本気というか適正電圧というものがあって、ファミコンだろうがプレステだろうが本気は常に本気だと思うんですよね。計算待ちもポーリング的な事やってるわけだし。

 そうするとプログラマというか、昔のマイコンプログラマひとりゲーム1本だったかもだけど、プレステくらいになると会社対コンピュータ対ソフト対プレイヤーみたいになってくるわけで、対等なルール設定をしてコンピュータの思考ロジックを最強にすると、それ以前の大半のゲームはコンピュータが勝っていて、オセロや囲碁なども基本コンピュータつよい、ディープブルーでチェスに勝って、そして日本には将棋だけはコンピュータより人間が強いって神話があったんですけど、それも人間先手だし初学者から考えてみたら、強い人ならコンピュータにも勝つくらいで。

 そうすると、テーブルテニスでも強い人なら最初はコンピュータと対等かもだけど、人間つかれるので、時間を決めて集中力のある時なら勝てても電動で動きっぱなしのコンピュータには誰も勝てないかもしれない。

 ただし、ハイスコア業界の歴史にはゼビウスゼビウスの上手い人4人くらいでチームを組んでトイレや飯などの休憩を交代で凌いでハイスコアが全部9999何桁か知らんけど、そこまでやったという伝説を聞いたことはあります。

 まあ、何でそんな話をしているかというと、昨日の深夜まで鉄拳をしていて、今日はいつもより寝覚めが悪く、朝飯のパンもマズく感じ吉光の鉄拳王からの降格それも闘神、雷神、風神と三段下がっているわけで、今日はリベンジに挑むも勢いのあったブライアンまで拳聖に降格で、参った状態です。

 ただ、元気が余って暇を持て余していたのが、適度に弱って「やったるわ!」みたいなイキりがおさまったのは、まあ気づいたら無目的な勉強とかギターの練習に音楽の勉強とかでびっしりだったスケジュール帳が1週間も鉄拳5で埋まったのを見て。

 最近面白いゲーム無いなあ、と思ってスーファミキャプテンコマンドーを高額ながらぽちくりしたのも、それで先月の小遣い使い切ったから、15日まで銀行行かずに財布の金だけで頑張ろうとしたとき、なんかつまらん毎日だと思っていたのが鉄拳5がすごく刺激になったことは確かで。

 その意味で、楽しますために本気で作ったゲームで、手応えがあるように最大限考えて作られたコンピュータっであって、これくらいの本気だからこそ挑む価値があると言えるわけで、だけど昔の自分も買ったゲームを完全攻略して征服欲を満たして次の新作を買っていつからかそれがコレクションになり、勝てて当たり前みたいに慢心していた時期もあったわけで。

 十分にお灸が据えられた感じになって、へなへなと言いつつ充実感もまたあって。

 まあ、道理というか物理というか、理にかなった考え方を持つべきで逆らっちゃ上手く行かないってことで、いい加減コンピュータと人間でのゲームで性質の違いを理解しないまま勝った負けたでプライドを賭けたり怒ったり悲しんだりしてはいけない気もしますが、映画を観たり本を読んだりした時に感動して涙する感情も人間であって、騙されてやるべきであって紙にインクの染みが付いているだけとかLEDライトとか映写機がチカチカ光っているだけとか思っちゃうと映画もつまらなく、コンピュータと人間でゲームで競う変な人というのも人間的には自分で言うなだけど面白みはあります。

 今日は晩飯遅い予定なので、腹を減らして暇してるのよ。そういう日が胃腸を休めて、しかし明日から元気になったらまた鉄拳やろうってモチベは今は無いです。

 なんか、張らなくていい意地を張っていたんやなぁ、と思います。からかうのが面白い馬鹿なやつって思われていたんだろうなって、みんながそうでは無くともからかってくるやつの性格もちょっと分かったような気がした1日だったのであります。


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