机の本棚にすぐ読めるように置いてある本がバカっぽい。
DTMマガジン数冊、マンガの描き方、ギターの教本、学参、ノート。
まあ写さないがもう一段理科系と情報系(パソコン系)の本が並んでいる。
この本の後ろにあるのが音楽CDと任天堂DSのソフト群で、ゲームしたり音楽聴いたりして勉強にならないからとごそっと奥にしまって本を全面に出したのが何時の事かだいぶ前の事なんだけど、それから読み終えてさすがにもういらないと思った本を奥に詰めて、3DSのソフトを出してラックに並べてみたら、クリアしてやり込み飽きたゲームがいっぱい出て来て、なんじゃそりゃってなった。それでもDSソフトは背が低いので、ラックの奥から出てきたのが懐かしいマンガ本で、マンガとゲームをラックに置いて本を机に仕舞うというのは正しい気がした。
明らかに前に本棚整理した頃から本をたくさん読みこんだと思う。思うだけだが。俺に読書習慣がちゃんとついたのは実は就職してからで小学校でもよく読んだが中学高校は富士見ファンタジー文庫とか遊びの本を本棚に隠し持っていて、学業を疎かにしたまま就職してプログラマとなり、専門書を読みふけったが、どうしても論理回路と構造ばかりになって、それが高校で語学と数学と理科は物理が得意科目で、理数のための化学とか地図以外の地理的データの読み方とかが全然で、それでまあ世の中のイメージというとパソコンで計算というとエクセルでカネ勘定なのだろうが、そういうことにもあまり興味がなく物理とCGだけで仕事は仕方が無いからやっていた感じだ。
それがもう一度勉強して結局何になるとも思ってたんだけど、見え方は変わった。
見え方の変化は行動の変化になって、とにかく食うものが変わった。カップラーメンとカロリーメイトが好物というか、偏食だった俺がまず菓子パンとポテチを食うようになり、カップもラーメンばかりでなくうどんそばに焼きそばを食うようになり、やがてインスタントではなくスーパーの魚系の弁当を夕食に半額で買うのではなく昼食に食い、夕食のほか弁には味噌汁を付けて、あとは吉野家と王将と、近所に出来た居酒屋さんから弁当をもらう。
そして自室であまりゲームをしなくなり、隣の畳の間でスーファミで遊び、部屋でのポジションは万年床の上で寝転がってDSからパソコン机が基本となり、まあ腰痛持ちになってしまったことが欠点だが、あとはギターの稽古もやってきた。
棚から出したソフトの中には未開封のドラクエXIとゼルダがある。旬は逃したかもだが、新しいゲームを買わなくてもそれを遊べば良いかなとも思う。
他はフルーツ、豆乳、野菜ジュース、ソーセージ、チーズなどを冷蔵庫に常備した。
パソコンでVCやGCCでのCプログラミングから、VBに趣味を変えた。そして今後はエクセルをもう一度勉強してみようかなと思って専門学校時代の本を探したが、それは見つからない。俺のエクセルの使い方の最終系はトレカMTGの確率計算表だった。DTMにしてもそうだが、子供の趣味がパソコンでパワーアップしただけだった。
ああ、他には冬場にカップスープを飲むようになった。アレはビフテキの付け合わせらしいが、朝食などに簡単に温まれる汁物が付くのは良いことだと思う。
近所の書店をのぞいても、読みたい新刊が全くない。しかし、一時期にはヤンジャンとモーニングを部屋の隅に積めるマックスまで取った。中高の栄養分として、それが不足していると思ったからだ。
あとはメガネを使うようになったくらい。時々だが。手で持つルーペを使うようになって、やがてメガネになった。スケジュール帳は使うようになって三年目になる。
しかし昔は何か特殊な事をしていて、それが仕事になった時には周りから先見性があると評価されたが、普通の事を出来ると思う人の後追いでするだけになった気がする。ネットを利用していない人から先見に見えただけで、ずっと出来る人の後追いであり続けているとは思うが、それが露見されて「ああ、ストックフィッシュか」とか思われても、コンピュータ将棋をする上でそれは乗り越えなくてはならない壁。
それはギターでも多分そうでコード進行とか、その道の人にとってある人には当たり前だが知らない人もまだいるというレベルの事をやっているだけなんだと思う。
他はカプエス2を10年くらい毎日やったのを辞めたことかな。これは俺が流行を追うのに対して、地元のゲーセンに来ていたチャリガキが年の差を感じないくらいの年齢になって、どんどん前を追う俺を嫌な先輩から仲間だと見做してひとつのゲームで遅れている仲間を待てというような話からそうなった。
その結果がカプエス2でも早すぎでストIIターボが流行の頂点というブログの統計とかから出てきたデータと、売り上げと、ゲーセンの流行り感などからそれぞれの情報が結びついて、そしてスーファミ版の餓狼スペシャルに龍虎の拳をおさらいした。
地元の仲間には中高を出たら仕事が何にもなく、やがて家業があるものはそれを継ぐとか、俺がフリーターになった時は会社員になれない人というレッテルを貼られていたが、バイトやパートがあるだけマシという世界観でもって生きている人もいる。
会社を離れてもう6年目になる。後は何をしても良いと放り出されても何をして良いのか分からない日々だった。やり残した勉強とギターの稽古とゲーム以外はテレビを見るかタバコを吸うか酒を飲むか。
あとはひたすらパソコン通信の名残を残すSNSでのバーチャル対人関係。
この話のオチは待っていたらどこからかやって来るのか、自分で作り出すのか。まあコロナ禍もあったので、案外多くの人と引きこもりは共通体験になるかもしれない。
さあ、何だか書き出したらエネルギーが戻ってきた感じがする。また何かしよう。