将棋ベーシック改は何故三手詰めを解いてくれないのか

 税込み980円の店は消費税の申告をしていない可能性が高いという話があって。ウチは親父が自営業でまあマメに計算しているわけですよ。対して俺は以前はプログラム、最近はエクセルなんかも利用するようになって、GoogleAIとかも早くから使っていて、親父がそれを近所に布教して、まあ親父の手柄になっているのが憎らしいこともありましたが。

 それで近所の居酒屋さんで仕出しをもらうとき「ナンボで行きましょ」「1000円でお願いできますか?」「いいですよー」となって、まあ何にも知らないからスーパーの弁当とか外食の値段で1000円分くらい入れてもらえば腹はふくれるだろうと、おまかせしたわけです。

 しかしそれを知ったオヤジが「なんて無茶苦茶を頼むんだ!」と怒っていて、俺は長らく高級料理店にしては値段が安いくらいのことを怒っていると思っていて「まかないみたいなもんでもいいですよー」というとお魚の骨の多くて捨てる部分とかがそのまま焼き魚でどどーんと入っていたりして、満足していたわけです。「骨多いな」思いつつ。

 しかしある日気付いてしまったのです。内税1000円を電卓で計算すると、1000÷1.1で909.0909円!909円にすると内税999円で910円にすると1001円。それくらい融通が利かないものかと思うと値上げは理由が無いし、値引きは税金を掛ける前でないと税を勝手に値引いたことになる!これが料理よりなによりいちばん難しい注文で、申告の時にようやく気付いたけど、親父は俺が1000円で頼んだ時に先に気付いていたようです。

 そういう風にキッチリ計算しないと分からない事も、俺が高校出てて数学というとx,y,zで小数点以下が無理になるみたいなことが当たり前だと思っている文化圏と、お金の最小単位が1円で勘定を合わさないといけないお商売の切り替えがまだ出来ていないというか、融通は利くもんだと思っているところもあって。

 そうしてあらためて自作の将棋が三手詰めを解けない問題を考え直すと、世間でいう三手詰めは実は玉を取るのが四手目で、四手読むか一手詰めを特殊関数で判定しないと、三手読みでは三手詰めが解けないということに気付いてしまったのです。

 まあでも機械学習界隈では5手読みとか7手読みで運用しているらしいので、問題が顕在化しないのはそれはもともと織り込み済みで、三手読みにしたのがフリーウェアにした時に遊んでくれる人が我慢できる待ち時間が三手くらいが限度だろうなってそれの基準になっているのが俺のイラチで「こんなん手数増やして待ったら良いんちゃうの?」ってプログラマーでない界隈でもそういう方は幾らでもいて、かといってそういう界隈がどれほど待ってくれるのかというと、なぜラーメンの行列ではなくマクドナルドでメシを食うかと考えたら、自明の論理だと思うのです。

 まあそういう俺もムーアの法則でコンピュータのスペックが上がったらそのうち手数は増やせるだろうと待っている節もあるのですが、Windows10のサポートが終わって11に移行が必要ですよとか画面に出たら「なめんな!買い替えたらいくらかかると思ってんだよ!」と思ってケータイとかも古いのずっと使ってんですが。8年で古いって言う?

 でも居酒屋さんでも親父の店でパソコンやプリンターを買ってもらっているので、税込み1000円の件はどうにかカタを付けなきゃなって、それ俺の今年のいちばん難しい仕事かもです。


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