格闘ゲームとかトレカとか何が面白いか分からない人の話も聞いてみると、キャラ差があるのが不公平であるのは反対で、RPGとかレベルを上げて強くなってデータが蓄積されて一方的になってゆくほうが面白く、強キャラで弱キャラに勝つ方が面白いわけだが、強キャラ同士になるとその優位性が損なわれるから、それはそれで公平であって優位性を示すものが無いところがつまらないという話であった。
そう考えると現実は国家間の戦争とか個人の富とか能力も無限に差が付くものかもしれず、しかし終わりなき戦争や競争は夜襲に毒殺に射殺などあらゆる手段が考えられ、優位性を持っていたとしても互いに戦争状態なのは生活に安寧はなく、停戦合意による平和の方が人間科学から考えても幸福であるとするのが正しい気がする。
ならば俺のカプエス2のやり込みも終わりが無いのが辛く「D44さんそれ以上やり込むのやめてくださいよー」と言いながらAベガを取って脅かしているわけですが、俺の「公式全国で本気出す」には公平性のある大会であって欲しいと言いながら、ルールの規定の中でスレスレ目一杯強いキャラを取りたいということであって、レシオやグルーブなど複雑なルールの中でルールスレスレでセーフなのが逆用的にズルいという話だ。
そこまでサイコパスではない人間はムキになると多少のルール違反はしてしまい、そのために審判がいるということまで考えると、前転キャンセルを大会で使ったヌキ氏はカプコン社にデバッグで入社した時から発売から大会までの間に自分が勝てるバグを仕込んで退社してから大会に出ているわけで、スレスレ会社側ではないかというともう誰の目にも勝つために入社していじったわけで、そういう勝負に既に発展しているのに今更公平とかぬるいんだよって話でもあると思う。
世の審判的にヌキ氏がアウトかどうかが議論され、ウメハラ氏がヒーローになった背景にはその一件もあるかとは思う。

まあそんなこんなでAサガット・ギース・ベガをやってみると、キャラバランスとか難しいことなんだけど、ゲージの減り方とか、つまりレシオ差以外の体格差が攻撃力や体力として補正値として入っており、明らかにワンボタンの技でも減るし耐えるし楽勝なのである。この優位性でもってゲーセンで好きなキャラで遊んでいる人を負かすのが面白いなら、俺の求めているのも公平ではなく優位なのだろうと思うし、だからして勝ちたい奴とサガット同キャラになったカプエス2には野試合にも旨味が無かった。
目一杯の優位キャラで俺が遊んでいて、そして俺相手に他のキャラを使うと不利で負かされてつまらなく、かといって同じ強キャラを使うとなると格闘ゲームの醍醐味である各々が好きなキャラをアバターのようにして遊ぶ旨味が無く、悪キャラ縛りになる。
その意味では強キャラにそこまでの優位性が無い方が良ゲーではあるが、ゲーセンで遊ぶ分には皆がそこまでしないだけで、ルールスレスレの優位性を取って競技にも真剣という人がいたらその人が勝つのは当然で、その微妙な差であるキャラ差は遊びとしての豊かさであって、競技としての面白さとはちょっと違うのかもなと思うなどした。
趣味として今後も続けるかは分からないけど、強キャラは誰かという探求はもうこの辺で粗方の答えは出ていると思ってる。一方でもっと上手く成れるとも思ってる。