先のエントリにアップしたマンガの写真があまりにあんまりなので

もうちょっと描いて見ようと思った。気合を入れて描く時は下書きにシャーペンで描いてサインペンでペン入れをするのだが、それが億劫なのでサインペンで描いて気に食わない線を直すとちょっとひどいことに。

馬の方は、一発で何とか無難な仕上がりだと思う。これは模型があるため。後ろ足の構造とか描いてみるまでちゃんと知らなかったよ。
メモを使いだして随分経つが3年前からメモをスケジュール帳にして、ダイアリー部分に1日3行分何かを書いてきた。しかしネタ帳として読み返すことはほとんどなく、高校の時の取りこぼしである世界史や化学の勉強を空いた日に何となく入れ、そして最近では専門学校時代の取りこぼしであるデータベースの勉強などもねじ込んだが、就活とかスキルアップではなく俺は既に退職して年金暮らしで、将来など見ないで生きた方がラクではないだろうかと。今でも親父同居で年金生活でも貯金は増加してまだ少額にしかならないが副業に勤しんでいる。今度は4コマ漫画でも描いたら金にならないかとか考えている始末であるが、それをスケジュール帳のダイアリー欄のサボった部分や手帳を買い替えたときのダブり日付部分に落書きをしていくとすぐに一杯になった。
これは実は良い傾向で、美大とかで学ぶではなく漫画家とかになる人は絶対に学校の勉強のノートに落書きをしていた習慣があるに違いないみたいに思い込んでいて、それで40代からでもその後を追うなら落書き帳の1冊くらいマンガで埋めてからでないとと落書き帳を作ったのだが習慣化せず、日記と手帳を習慣化してからサボって落書きをするようになって見事に手帳が埋まってきたのである。サボるべき本業習慣が役立ったのだ。もともと俺のマンガ描きって勉強のサボりだから。
思えば知恵遅れだった。小学校のノートにファミコンのキングオブキングスの箱絵のドラゴンナイトを描いて友達に「めっちゃうまいやん!」言われたら「自分で考えてん」と言ってあとから別の友達に「キングオブキングスやろ?」と秒でバレたけど隠してもらえた。借りたカセットだったか、親父が仕入れたものを家で遊んでから新品と偽って売っていたのでそのことをカセットの箱に付いた指紋で察知した客からインチキだと言われ後からそこの子供と学校で同じクラスになる事件があって、箱絵を模写して絵を自分のものにするのが趣味だった部分もある。何本かは自分のものとして与えられたが「お客さんがどうしても欲しいって」と言われ渋々手放したカセットも幾つもあり、中学に進んでから遊び仲間がスーファミでもちきりになった頃にワゴンで投げ売られたファミコンソフトを大事に持って帰っていた記憶がある。
その歪みの原因は母親の「無駄遣いしなや!」があって、母親としては高くて立派な衣服を身にまとったりおいしいものに使うのが無駄遣いではなく、おまけ付きのチョコとかに使うのが無駄遣いであったようだが、大きなものを買う大金をお小遣いとしてせびれるお姉ちゃんと違って、爺さんから少額のお小遣いをもらって中古のファミカセとかを集めるような消費傾向だったが、それが980円とかで買ったと両親は分からず、定価の4980円とかで見積もられたくさんあるのを年の離れた弟が「どうしてお兄ちゃんあんなに持っているの?」と俺からすると姉の方がはるかに高価なものを買い与えられていたのだが、ケチって貯めたものが弟から見て俺の方が小遣い多かったみたいに思われて、食べて浪費したものは消えて証拠がないので俺のカップラーメン暮らしも今となっては語り口の上だけの過去となってしまったようだ。
そのへんは古物商のモノの値段の付け方とかも要因としてあるので、俺がしたことが無駄遣いなのか他の人のカネの使い方がどうなのかとか、個人の消費だけで簡単に見積もれるものでも無い気はする。意外なものが高くなったと言えばファミコンの悪魔城ドラキュラなどがそうだ。しかしちょっと買取が高くなると売って別のカセットに買い替えたりした中で悪魔城ドラキュラは5万の値がついても手放さず、ゲーセンで知り合った女の子に「私欲しいねん」と言われても断る道を歩んできたので、今いくらかは知らないが、まあ大事に持ってきたのだとは思う。でももう流石に手放してよいとは思っている。
しかし俺にはゲーセンで散財した罪と絵画のローン販売に騙された経験があって、そんなことになるなら旨いもんでも食った方がマシという姉の意見にも今なら賛同できる。母親の無駄遣いの基準も今でも分からない。パチスロ店にハマった時だけ姉が心配して、外食などを一緒にするようになり「やめときや」と言ってくれたが家の金が無くなるのが心配だっただけで、俺がパチスロを辞めると結局姪が年頃で嫌がるからだとかなんとか理由を付けられて親父を連れて外食に行きモールの弁当などを土産にもらって家でお留守番という日が続いている。パチスロもゲーセンも悪友との付き合いでもあるので、それをやめると俺にはカネのかからない遊びをする友達がいない。
まあ、悪露はそれくらいにしておいてマンガ頑張って描こうというか勉強頑張ってサボってマンガが趣味になろうというか、最初の方にも書いたけどもう年金暮らしなわけで無趣味で娯楽に興じても良さそうではあるが、何らか生きがいは欲しいわけで。
締め切りの無い趣味マンガにライブもしない趣味ギタリスト。特に趣味マンガに関しては自分で見ればよく他社に受け入れられたかの尺度がなくても描けるので向いてそうだ。音楽はSNSとか配信とかでお客さん無かったら辞めようかと思う。
ゲーム作るってのはどこ行ったんだろうね。絵を描いてプログラム組んで音鳴らしての絵だけでも趣味だし音だけでも趣味だし変人的だけどプログラムも仕事だったし趣味でもある。それらが総合芸術として開花するほど秘密にして弾込めを続けるだけの内在的エネルギーは無いな。ちょっと描いては発表を繰り返し、結局なんにもならない。